住所ロケータの設定変更について
住所ロケータを作成すると、ジオコーディング プロパティおよびオプションのデフォルト パラメータがロケータ内に保存されます。ジオコーディング プロパティおよびオプションによって、ロケータが候補のリストを検索してフィルタリングする方法、一致した住所の位置を決める方法、ジオコーディング出力に含まれる情報内容を制御できます。次のリストは、ユーザが変更可能なプロパティとオプションを示したものです。
- 参照データへの相対パス
- 入力住所フィールド名
- 地名エイリアス テーブル
- スペリング センシティビティ
- 候補とする最小スコア
- 一致とする最小スコア
- 交点コネクタ
- サイド オフセット距離
- エンド オフセット距離
- 結び付く候補があれば一致させる
- 次のものを含む出力フィールド
- X 座標と Y 座標
- 標準化された住所（ArcGIS 10 以前のロケータのみが対象）
- 参照データ ID
- 割合
住所ロケータ内の変更可能なコンポーネントとマッチング オプションについては、「住所ロケータ コンポーネントの定義」をご参照ください。
住所ロケータへのアクセス
住所ロケータの設定を変更するには、住所ロケータを作成して格納するコンピュータへの書き込み権限が必要です。住所ロケータが ArcSDE ジオデータベースに格納されている場合、データベース管理者が住所ロケータに対する権限をユーザに付与する必要があります。
ArcGIS Server で住所ロケータをジオコード サービスとして公開し、後でその住所ロケータの設定を変更した場合は、ジオコード サービスを再起動して、新しい設定をサービスに組み込む必要があります。
住所ロケータの設定の変更
住所ロケータを作成すると、ジオコーディング プロパティおよびオプションがロケータ内に保存されます。[住所ロケータのプロパティ] ダイアログ ボックスでは、参照データへのパスとロケータ用に使用されている参照データ フィールドを確認できます。参照データは変更できませんが、ジオコーディング オプションは変更できます。ロケータの設定の変更方法は、「住所ロケータの設定の変更」をご参照ください。
コンポジット住所ロケータの設定の変更
コンポジット住所ロケータを作成すると、関係する住所ロケータへの参照、ジオコーディング プロパティ、オプションがコンポジット ロケータ内に保存されます。[コンポジット住所ロケータのプロパティ] ダイアログ ボックスで、関係する住所ロケータを追加または削除したり、ジオコーディング オプションを変更することができます。コンポジット ロケータの設定の変更方法は、「コンポジット住所ロケータの設定の変更」をご参照ください。