マルチバージョン対応ビューの作成

管理コマンドの sdetable -o create_mv_view を使用して、ArcGIS 経由でバージョン対応登録されている 1 つのビジネス テーブルにマルチバージョン対応ビューを作成します。

マルチバージョン対応ビューはフィーチャクラスごとに 1 つしか作成できません。ビューに対してマルチバージョン対応ビューを作成することはできません。

手順:
  1. parcels_mv というマルチバージョン対応ビューを parcels というフィーチャクラスに作成するには、sdetable コマンドの create_mv_view 操作を使用します。以下に各 DBMS の例を示します。
    • IBM DB2(Linux、UNIX、Windows)
      sdetable –o create_mv_view –T parcels_mv –t parcels -i sde:db2 –D landbase –u bjorn –p a.secret
    • IBM Informix
      sdetable –o create_mv_view –T parcels_mv –t parcels -i sde:informix –D landbase –u bjorn –p a.secret
    • Oracle
      sdetable –o create_mv_view –T parcels_mv –t parcels -i sde:oracle11g –u bjorn@myora –p a.secret
    • PostgreSQL
      sdetable –o create_mv_view –T parcels_mv –t parcels -i sde:postgresql:myserver –D landbase –u bjorn –p a.secret
    • Microsoft SQL Server
      sdetable –o create_mv_view –T parcels_mv –t parcels 
      -i sde:sqlserver:myserve\sqlinst –D landbase –u bjorn –p a.secret
    ヒントヒント:

    sdetable –o create_view または SQL を使用して標準ビューまたは空間ビューを作成するときとは異なり、sdetable –o create_mv_view コマンドを使用する場合は、列を選択したり WHERE 句を定義したりできません。

    sdetable コマンドの詳細な構文については、『ArcSDE コマンド リファレンス』をご参照ください。

関連項目


3/6/2012