ArcSDE ジオデータベースの基本用語
以下のリストでは、ArcSDE ジオデータベースについて説明する際に使用されるいくつかの用語の定義を示します。
用語 |
定義 |
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管理コマンド |
ArcSDE 管理コマンドは、ArcSDE コンポーネントとともにインストールされる一連のコマンドライン ユーティリティです。これらのユーティリティを使用して、DOS またはシェルのコマンド プロンプトからジオデータベースを管理したり、データを操作したりすることができます。管理コマンドの使用方法を示すマニュアルとして、Windows では ArcSDE コンポーネントとともにコマンド リファレンスがインストールされ、Linux および UNIX ではインストール DVD からコマンド リファレンスをコピーできます。 |
ArcSDE ジオデータベース リポジトリ |
ArcSDE ジオデータベース リポジトリは、ジオデータベースを構築・管理するために必要なコンポーネントからなり、システム テーブル、ストアド プロシージャ、関数、およびタイプを含んでいます。 |
ArcSDEサービス |
ArcSDE サービスは、アプリケーション サーバまたは 3 階層構造とも呼ばれ、ジオデータベースに接続し、GIS アプリケーションに空間データを配信します。 |
データベース認証 |
データベース認証は、ユーザがデータベースへの接続行う際の認証情報を検証する方法の 1 つです。この方法では、ユーザはデータベース ユーザの名前とパスワードを提示し、データベースがユーザの接続を許可するか拒否します。 |
ダイレクト コネクション |
ジオデータベースへのダイレクト コネクションは、DBMS(データベース管理システム)の接続メソッド、およびクライアント アプリケーションのダイレクト コネクション ドライバを使用して行われる接続です。接続は、ArcSDE サービスを使用せずに、クライアントから DBMS に対して直接行われます。ダイレクト コネクションは、2 階層構成とも呼ばれます。 |
ジオデータベースのバージョニング |
ジオデータベースのバージョニングは、ユーザが互いの編集内容を上書きしたり、他のユーザによるデータの読み取りや編集を妨げたりすることなく、複数のユーザが同じデータを編集できるようにする方式です。バージョニングはデータセットごとの編集内容を記録するテーブルと、データの複数の編集状態を記録するシステムテーブルによって実現されます。 |
マルチバージョン対応ビュー |
マルチバージョン対応ビューは、SQL(Structured Query Language)を使用してジオデータベース テーブルにある指定のバージョンのデータにアクセスできるよう、データベース ビュー、ストアド プロシージャ、トリガ、および関数が組み込まれています。 |
オペレーティング システム認証 |
オペレーティング システム認証は、ユーザがデータベースへ接続を行う際の認証情報を検証する方法の 1 つです。この方法では、ユーザのログイン情報は、接続しているクライアント コンピュータのオペレーティング システムから読み取られます。データベースはこの情報を使用して接続の可否を判断します。接続を行うユーザまたはアプリケーションは、ユーザ名またはパスワードを別途提示する必要はありません。 |
空間ビュー |
空間ビューは、通常のテーブルの属性列に加えてGIS データの空間フィールドを含むデータベース ビューです。 |
アップグレード |
ジオデータベースでは、アップグレード操作によってジオデータベースのシステム テーブルとストアド プロシージャが更新され、新しい機能やバグ修正が提供されます。 |