ジオデータベースの構築に関するチュートリアルの概要
このトピックは、ArcEditor および ArcInfo にのみ適用されます。
ジオデータベースを作成して振舞いを追加するのは簡単です。また、ArcGIS Desktop でデータ管理ツールを使用する際にプログラミングは必要はありません。ArcMap でジオデータベース(マップを編集/解析したりデータからマップを作成したりできるアプリケーション)をクエリし編集する場合、ジオデータベース内のデータと振舞いをカスタマイズすることなく簡単に利用できます。
このチュートリアルでは、ArcGIS Desktop の ArcEditor または ArcInfo ライセンスを使用して、ジオデータベースの機能を見ていくことができます。このチュートリアルは特に助けを必要とせず、自分のペースで進めることができます。このチュートリアルには 8 つの演習があり、それぞれの演習は 10 分から 20 分ほどでこなせます。演習は逐次的であり、順番に完了していく必要があります。
このチュートリアルでは、ArcCatalog および ArcMap を使用して、水道施設のネットワークをモデル化するジオデータベースを作成します。サブタイプ、整合ルール、リレーションシップ、およびジオメトリック ネットワークを作成して、ジオデータベースに振舞いを追加します。ArcMap では、ジオデータベース内の既存のフィーチャの編集や新しいフィーチャの追加に振舞いを利用できます。
これらの演習で使用するエリアは、架空の都市の一部です。
ジオデータベースにはほとんどのデータが収録してあり、給水管を表すカバレッジ、および土地区画の所有者データを表す INFO テーブルはソフトウェアに付属しています。カバレッジおよび INFO テーブルをジオデータベースにインポートし、そのプロパティを修正して振舞いを追加します。
チュートリアル用のデータセットは、Esri がアラバマ州モントゴメリー市のデータセットと同様のデータベース スキーマを使って作成したものです。データはまったくの架空であり、実際のモントゴメリー市とは無関係です。この情報は予告なしに更新、修正、またはそれ以外の方法で変更される可能性があります。