異なるオペレーティング システム アカウントでの ArcCatalog の実行

GIS サーバを管理するには、GIS サーバに管理者としてアクセス可能なオペレーティング システム アカウントでログインする必要があります。この場合、そのアカウントは agsadmin グループのメンバーです。一般に、日常的なタスクを実行する場合は権限が制限されたアカウントを使用し、サーバを管理する必要がある場合にのみ管理者アカウントを使用するのがよい方法です。ログオフとログオンを繰り返さずに ArcCatalog を管理者アカウントで実行するには、Windows の [別のユーザとして実行] コマンドを使用することができます。

[別のユーザとして実行] コマンドにより、現在のログインとは別のオペレーティング システム アカウントで ArcCatalog を実行することができます。[別のユーザとして実行] コマンドは、オペレーティング システムのバージョンに応じて、コマンド プロンプトで実行するか、ArcCatalog の実行可能ファイルのショートカット メニュー オプションとして実行することができます。ArcCatalog の実行可能ファイルは、インストール ディレクトリの bin フォルダに含まれています。たとえば、コマンド プロンプトに次のように入力します。

runas /user:<ユーザ名> "C:\Program Files\ArcGIS\Desktop10.0\bin\ArcCatalog.exe"

あるいは、bin フォルダの ArcCatalog.exe ファイルまたはそのショートカットへ移動して、実行可能ファイルを右クリックし、[別のユーザとして実行] をクリックします。[別のユーザとして実行] コマンドの詳細については、Windows のドキュメントをご参照ください。


3/6/2012