データの圧縮/圧縮解除のための Python スクリプト
「入出力データ タイプ」では、ジオプロセシング サービスにおける入出力パラメータに関するファイル データ タイプの使用について説明します。フォルダベースのワークスペース(ファイル ジオデータベース、カバレッジ、シェープファイル)では、Zip 圧縮ユーティリティを使ってワークスペースから .zip ファイルを作成し、その .zip ファイルをモデルへの入力として使用することができます。モデルでは、unzip スクリプト(以下を参照)を使ってファイルをワークスペースに圧縮解除し、そこから作業を続行することができます。出力についても同様です。ワークスペースの .zip ファイルを作成し、それを出力に使用できます。
zip スクリプトの使用例については、「GP サービス サンプル: クリップと送信」と「GP サービス サンプル: データ オンデマンド」をご参照ください。
以下に記載されるコードを使用すれば、圧縮および圧縮解除するための独自のスクリプト ツールを作成できます。また、ジオプロセシング Resource Centerのモデルおよびスクリプト ツールのギャラリーで、データの圧縮と圧縮解除のツールを確認することもできます。
- Zip.py は、入力フォルダ名と出力ファイル名を取得して、圧縮された .zip ファイルを作成します。スクリプトによって拡張子が自動的に追加されるわけではないので、出力ファイル名には .zip 拡張子を追加する必要があります。パラメータ プロパティは次のとおりです。
Zip.py パラメータラベル
データ タイプ
タイプ
方向
Input folder
フォルダ
必須
入力
Output file
ファイル
必須
出力
- Unzip.py は入力 .zip ファイルと出力フォルダを取得して、このフォルダにコンテンツを書き出します。
Unzip.py プロパティラベル
データ タイプ
タイプ
方向
Input .zip file
ファイル
必須
入力
Output folder
フォルダ
必須
入力
関連項目
3/6/2012