チュートリアル: マップ サービスの公開

難易度: 初級 データ要件 独自のデータを使用

このチュートリアルでは、ArcGIS Server Manager を使ってマップ サービスを公開する手順を示します。ArcGIS Server をインストールしたばかりの場合は、Manager にログインしたりサービスを公開したりする前に、準備作業を行う必要があります。準備作業については、このヘルプ システムの「インストール後の作業」をご参照ください。

マップ サービスを作成する前に、ArcMap マップ ドキュメント（*.mxd）を作成し、GIS サーバのすべての SOC コンピュータから参照可能な共有ディレクトリに配置する必要があります。また、ポストインストールで作成した SOC アカウントに対し、マップ ドキュメントとマップ ドキュメントが参照するすべてのデータの読み取り権限を割り当てる必要もあります。

マップ サービスの作成

次の手順に従って、最初にマップ サービスを作成します。

手順:

1. ArcGIS Server Manager を起動してログインします。詳細については、「ArcGIS Server Manager へのログイン」をご参照ください。
2. [サービス] タブをクリックします。
3. [GIS リソースの公開] をクリックします。
4. [リソース] ドロップダウン リストを使用して、公開するマップ ドキュメント（*.mxd）を参照します。
5. [名前] テキスト ボックスにサービスの名前を入力します。120 文字を超える名前を使用することはできません。英数字およびアンダースコア（_）のみ使用することができます。
6. 公開先のフォルダはデフォルトのものをそのまま使用することにし、[次へ] をクリックします。
7. デフォルトのケーパビリティである [マッピング] が選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。
8. 作成するサービスに関する情報を確認してから、[完了] をクリックしてサービスを作成します。

サービスが正常に動作していることの確認

サービスが正常に動作していることを確認するための手順は次のとおりです。

手順:

1. Manager で [サービス] タブをクリックします。
2. [場所] ドロップダウン リストにフォルダ名ではなくサーバ名（サーバのルート レベル）が含まれていることを確認します。
3. 公開したサービスの [+] ボタンをクリックして、情報を展開します。プレビュー イメージが表示されれば、サービスは正常に動作しています（表示にはしばらく時間がかかる場合があります）。