SQL Server に固有のデフォルト コンフィグレーション キーワード

コンフィグレーション キーワードのタイプ」に挙げた全 DBMS に共通の DBTUNE デフォルト キーワードに加えて、SDE_dbtune テーブルにデフォルトで存在する SQL Server 固有のコンフィグレーション キーワードが 10 個あります。そのうち 9 個はジオメトリ格納の指定に関係しています。10 個めの IMS_GAZETTEER は、ArcIMS Gazetteer メタデータ サービスで使用する XML 列のタイプを制御します。

ジオメトリ格納キーワード

以下の 3 個のキーワードにはパラメータが 2 つあります。フィーチャクラスのジオメトリ格納タイプを設定する GEOMETRY_STORAGE パラメータと、ArcCatalog または他の ArcObjects アプリケーションでデータを作成するときに、このキーワードを使用できるようにする UI_TEXT パラメータです。

コンフィグレーション キーワードのタイプ」で言及したように、一部のパラメータしか含まれていないキーワードを指定すると、残りのパラメータは DEFAULTS コンフィグレーション キーワードから読み取られます。このため、SQL Server のジオデータベースでフィーチャクラスを作成するときに GEOMETRY を指定すると、GEOMETRY キーワードの GEOMETRY_STORAGE パラメータの値が使用され、B_STORAGE などその他のパラメータについては、DEFAULTS キーワードのパラメータの値が使用されます。

デフォルト以外のジオメトリ タイプのネットワーク、テレイン、およびトポロジ キーワードの設定に関する詳細については、「コンポジット キーワードとジオメトリ格納」をご参照ください。

IMS_GAZETTEER キーワード

IMS_GAZETTEER キーワードは、ArcIMS Gazetteer メタデータ サービスに関連付けられたデータを格納する場合に使用します。これは、ArcSDE XML を使用して XML ドキュメントを格納することを指定します。ArcSDE XML は ArcIMS メタデータ サービスでサポートされている唯一の XML タイプです。

##IMS_GAZETTEER
XML_COLUMN_STORAGE   "SDE_XML"

END

Gazetteer インポート スクリプトを実行して Gazetteer エクスポート ファイルを読み込むときは、デフォルトで IMS_GAZETTEER キーワードが使用されます。ArcIMS メタデータ サービスと Gazetteer の詳細については、ArcIMS ヘルプの ArcIMS メタデータ サービスの項目をご参照ください。

関連項目


3/6/2012