Windows 上の Oracle に格納されたジオデータベースに対する ArcSDE サービスの作成と開始

ArcSDE for Oracle のポスト インストール ウィザードの最後のステップは省略可能です。このステップでは、ウィザードに入力した情報を使用して、Windows サービスと ArcSDE の services.sde ファイルにサービスのエントリを追加します。続いて、ArcSDE サービスを作成して Windows レジストリに登録し、サービスを起動します。

ポスト インストール ウィザードの [ArcSDE サービス情報 ] ダイアログ ボックスには、完全またはカスタムのいずれかのポスト インストール セットアップを実行することでアクセスできます。

手順:
  1. ポスト インストール ウィザードの [ArcSDE サービス情報 ] ダイアログ ボックスに移動します。

    ポスト インストール ウィザードは、ArcSDE コンポーネントのインストール ウィザードの最後に自動的に起動されます。[スタート] → [すべてのプログラム] → [ArcGIS] → [ArcSDE] → [ArcSDE for Oracle Post Installation] の順にクリックして、後でウィザードにアクセスすることもできます。

  2. [サービス] テキスト ボックスにサービスの一意な名前を入力します。
  3. [サービス] テキスト ボックスに、一意の TCP/IP ポート番号と「/tcp」を続けて入力します。

    6789/tcp

  4. [SDE Password] テキスト ボックスに、sde ユーザのパスワードを入力します。
  5. [ORACLE SID] テキスト ボックスに Oracle システム識別子を入力します。
  6. [サーバ名] テキスト ボックスに、データベースが配置されているサーバの名前を入力します。
  7. [次へ] をクリックします。
  8. メッセージが表示されたら、[OK] をクリックしてサービスを起動します。
    ヒントヒント:

    メッセージの代わりに、別のサービス名またはポート番号を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は、入力したサービス名またはポート番号がすでに services ファイルに存在していることを意味します。一意の名前およびポート番号を入力して、操作を続けてください。

    サービス名とポート番号が間違って services ファイルに存在している場合は、これらを手動で削除できます。ただし、サービスがまだ存在しているが使用されていない場合は、サービスを削除してから、services ファイルのエントリを削除する必要があります。その後、サービス名およびポート番号を再利用できます。

関連項目


3/6/2012