ArcGIS Server .NET Help - sdeservice コマンドを使用した Windows での ArcSDE サービスの作成

ArcSDE for Oracle ポストインストールウィザードを使用すると、Windows サーバで ArcSDE サービスを作成および登録できます。また、sdeservice コマンドを使用して、MS-DOS プロンプトからサービスを作成することもできます。このトピックでは、この手順について説明します。

まず sdeservice コマンドを create 操作で実行し、次に sdeservice コマンドを register 操作で実行して、この新しいサービスを使用するデータベースを指定する必要があります。

Oracle のジオデータベースに対してこの処理を実行する構文は次のとおりです。

sdeservice -o create -d ORACLE,SID –i <service> –p <ArcSDE_admin_password> 
[–n] [–H <sde_directory>] [–u <service_user>] [–P <service_user_password>] 
[–s <data_source>]

sdeservice -o register -d ORACLE,SID -r ADMIN_DATABASE -v <registry_value> 
-i <service> -p <ArcSDE_admin_password>

角括弧（[ ]）で囲まれている内容は、必要に応じて指定します。sdeservice コマンドの使用法については、Enterprise レベルの ArcGIS Server の ArcSDE コンポーネントに付属している、『ArcSDE コマンドリファレンス』の sdeservice コマンドのトピックをご参照ください。

手順:

ArcSDE コマンドにアクセスするコンピュータで、MS-DOS コマンドプロンプトウィンドウを開きます。
sdeservice コマンドを create 操作を指定して入力します。
```
sdeservice -o create -d ORACLE,ORA2 -i sdesvc -p nopeeking -s myserver
```
メモ:

-i オプションで名前を指定しない場合は、デフォルト名の esri_sde が使用されます。

このステップで、サービスのレジストリキーが作成されます。
sdeservice コマンドを register 操作を指定して入力します。
```
sdeservice -o register -d ORACLE,ORA2 -r ADMIN_DATABASE -v ora2 
-i sdesvc -p nopeeking
```
サービスのレジストリに ADMIN_DATABASE 値が作成されます。

3/6/2012