ジオデータベースを作成する前に dbtune ファイルを変更
dbtune 構成ファイルは、DBTUNE テーブルの初期値を提供します。
したがって、ジオデータベースを作成する前に dbtune 構成ファイルの値を変更することで、ファイルで指定した値を DBTUNE テーブルに設定することができます。
ジオデータベースを作成する前に dbtune ファイルを変更するのは、次のような場合です。
- ジオデータベース システム テーブルの格納情報を指定する場合(DATA_DICTIONARY キーワード以下のパラメータ)
- 元に戻す、または後で変更する必要がなく変更および追加するカスタム キーワードが分かっている場合
ジオデータベースを作成する前に dbtune.sde ファイルの内容を変更して、コンフィグレーション キーワード、パラメータ、および値を変更する方法を、次の手順で説明します。
手順:
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ArcGIS Server Enterprise レベルの ArcSDE コンポーネントをインストールした後、ポスト インストール セットアップを実行する前に、ArcSDE インストール場所の etc ディレクトリに移動します。
メモ:
Windows サーバでのインストールでは、コンポーネントのインストールが完了した後に、続けてポスト インストール ウィザードを実行しないでください。ポスト インストール ウィザードは dbtune ファイルを変更した後に実行できます。
- デフォルトの dbtune ファイルのバックアップ コピーを作成します。いずれかのパラメータ値をデフォルトの設定に戻すことにした場合は、このバックアップ ファイルを使用することができます。
- テキスト エディタで dbtune ファイルを開きます。
- 変更したいコンフィグレーション パラメータの文字列を編集します。たとえば、表領域の場所をコメント解除して指定したり、インデックスの FILLFACTOR を変更します。
- 使用するカスタム コンフィグレーション キーワードと、キーワードに関連するパラメータと値を追加します。
- 変更を保存して、テキスト エディタを閉じます。
- Windows サーバでジオデータベースを作成する場合は、ポスト インストール ウィザードを実行するときに、カスタム dbtune.sde ファイルを指定していることを確認します。
3/6/2012