Linux または UNIX 上の Informix に対する ODBC データ ソースの設定
Linux または UNIX システムでは、odbc.ini ファイルの中に ODBC 接続情報があります。システムに合わせて 1 つ以上の ODBC データ ソースを定義するには、$SDEHOME/tools/informix/odbc.ini テンプレートを ArcSDE 管理者ユーザのホーム ディレクトリに隠しファイルとしてコピーして(~sde/.odbc.ini)、それを編集します。
$SDEHOME/tools/informix ディレクトリにあるテンプレート odbc.ini ファイルの内容は、次のとおりです。
[ODBC Data Sources] ; Define one or more ODBC Data Sources by editing / copying ; the four-line template below. Replace any values surrounded by ; angle bracket characters with values appropriate for your system ; -- Each data source name in this file must be unique ; -- The Database name can differ from the data source name ; -- The Servername value should be the name of your INFORMIXSERVER ; -- The CursorBehavior value must be 1 ; -- The ODBC section of this file must specify UNICODE=UCS-2 ; -- The edited file should be saved as ~sde/.odbc.ini [<DATASOURCENAME>] Database=<DATABASENAME> Servername=<INFORMIXSERVER> CursorBehavior=1 [ODBC] UNICODE=UCS-2
テンプレート odbc.ini ファイル内にあるコメントは、1 つ以上の ODBC データ ソースを定義するための編集方法を示しています。
- odbc.ini ファイル内の各データ ソース名は、一意である必要があります。
- データベース名は、データ ソース名と異なる場合があります。
- Servername の値は、INFORMIXSQLHOSTS ファイルで指定されている Informix サーバの名前です。
- CursorBehavior の値は、カーソルがトランザクションの境界を超えても維持されるように、1 である必要があります。
- odbc.ini ファイルの ODBC セクションは、UNICODE=UCS-2 を指定する必要があります。
手順:
- ArcSDE 管理者ユーザ(sde)として、データベースにログインします。
- $SDEHOME/tools/informix/odbc.ini テンプレートを、ArcSDE 管理者ユーザのユーザ ホーム ディレクトリに隠しファイル(~sde/.odbc.ini)としてコピーします。
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ファイルを編集し、システムに合わせて 1 つ以上の ODBC データ ソースを定義します。
次の編集した odbc.ini ファイルの例では、IDS 11.50 ジオデータベースへの接続、IDS 11.10 ジオデータベースへの接続、および 11.10 ジオデータベースへの接続(ArcSDE 9.3 インスタンス)という、3 つの異なる ArcSDE インスタンス用の ODBC データ ソースを定義しています。
[ODBC Data Sources] [sde_myhost_ids115] Database=sde115 Servername=myhost_ids115 CursorBehavior=1 [sde_myhost_ids11] Database=sde11 Servername=myhost_ids11 CursorBehavior=1 [sde93_myhost_ids10] Database=sde10 Servername=myhost_ids10 CursorBehavior=1 [ODBC] UNICODE=UCS-2
3/6/2012