Linux または UNIX での sde OS ユーザの変数の設定

オペレーティング システムの sde ユーザの .login または .profile ファイルに環境変数を追加して、すべての ArcSDE 管理およびユーティリティ ソフトウェア プログラムを、絶対パスを指定せずに使用することができます。また、アプリケーション プログラムも、ArcSDE インストール ディレクトリ内の必要なプログラム ファイルを利用できるようになります。

設定する環境変数はいくつかあります。Bourne シェルの場合は、以下の変数定義の行を .profile ファイルに追加します。構文は次のとおりです。

<変数>=<変数の値>; export <変数>

C シェルの場合は、以下の変数定義を .cshrc ファイル(または SDEHOME/etc/dbinit.sde ファイル)に追加します。構文は次のとおりです。

setenv <変数> <変数の値>

ArcSDE サービスの起動時に、giomgr プロセスは $SDEHOME/etc/dbinit.sde ファイルの変数設定を優先して参照します。これらの変数設定は、.cshrc または .profile ファイルで設定されている変数に優先して適用されます。

メモメモ:

C シェルを使用している場合は、db2cshrc をソースとして使用して、C シェル ユーザのデフォルトのデータベース環境を設定することもできます。db2cshrc は $DB2HOME/sqllib ディレクトリにあります。

手順:
  1. sde ユーザのシェルで、シェルに適した構文を使用して次の変数を設定します。

    SDEHOME <location of ArcSDE installation>

    LD_LIBRARY_PATH  $SDEHOME/lib:/usr/lib:/lib:

    IBM 以外のすべてのプラットフォーム

    PATH $PATH:$SDEHOME/bin:

    IBM のみ

    LIBPATH $SDEHOME/lib:/usr/lib:/lib:


3/6/2012