010101 : 事前確率ファイル内のクラス <値> が、シグネチャ ファイル内に存在していません。

説明

事前確率は、特定のクラスに対して他のクラスよりも高いウェイトを割り当てます。この事前確率情報は、分類対象の地勢について事前にわかっていることから導き出されます。シグネチャ ファイルには、分類に使用するすべてのクラスの統計情報が格納されています。今回の入力では、シグネチャ ファイルには登録されていないクラスが、事前確率ファイルで指定されています。

アラスカ辺境地の分類を例に取った場合、適宜に針葉樹に高い確率を割り当てるのが有効な方法です。分類時に、特定のセルが複数のクラスのいずれにも分類可能な場合があります。そのような場合は、分類時に針葉樹クラスに他のクラスより高いウェイトを割り当てることで、セルが針葉樹に格納される確率が高くなったり、実際に針葉樹として分類されるようになります。

解決策

事前確率ファイル内のすべてのクラスが、分類用のシグネチャ ファイル内に存在していることを確認してください。シグネチャ ファイルに存在しないクラスを事前確率ファイルから削除するか、クラスを追加して新しいシグネチャ ファイルを作成してください。事前確率ファイルの書式について詳しい情報は、クラス確率または最尤法分類のドキュメントをご参照ください。


7/10/2012