000769 : 空のレプリカは作成できません。読み取り専用データやバージョン対応登録されていないデータを複製することはできません。また、ベース テーブル移行オプションを使用してバージョン対応しているデータも複製することはできません。双方向と一方向レプリカ データには Global ID 列が必要です。履歴管理による一方向レプリカを作成するには、親側の履歴管理を有効にする必要があります。

説明

このエラーは、複製しようとするデータが複製用に適切に構成されていない場合に発生します。たとえば、データが完全にバージョン対応でない場合や、データに対する書き込みアクセス権がない場合に、このエラーが表示されます。

解決策

レプリカのデータセットが次の要件を満たしていることを確認します。

  • レプリカを作成するデータベース ユーザは、データへの書き込みアクセスを許可されている必要があります。
  • すべてのデータをバージョン対応登録する必要があります。
  • データをバージョン対応登録する際、ベース テーブル移行オプションを使用することはできません。
双方向レプリカと一方向レプリカには、上記の要件に加えて、次の追加要件があります。
  • 各データセットには、GlobalID 列が必要です。GlobalID 列は、ジオデータベース間で行の一意性を維持するために使用されます。
  • 空間データはすべて、高精度の空間参照に格納する必要があります。
詳細については、「レプリケーションのためのデータの準備」をご参照ください。


7/10/2012