000596 : フィーチャ <値>: <値>。

説明

この警告は、その値に不適切なフィールドに値を追加しようとしたときに発生します。たとえば、幅が 10 のテキスト値を幅が 5 のフィールドにマージすることはできません。この警告で示されるレコードは、出力から除外されます。この警告は、null 値をサポートしていないフィールドに null 値を追加しようとした場合にも表示されます。操作は続行されますが、メッセージに表示されたレコードは出力から除外されます。すべてのデータ タイプで NULL 値をサポートするフィールドが許可されるわけではありません。たとえば、シェープファイルや dBASE テーブルでは許可されませんが、ジオデータベースのフィーチャクラスやテーブルでは許可されます。また、データ形式によってサポートされる場合でも、フィールドの作成時に [NULL 値を許可] を [いいえ] に設定することで、そのフィールドで NULL 値を制限することができます。このメッセージの発生する例としては、1 つのデータセットを別のデータセットにアペンド(追加)するときに、入力データセットには NULL をサポートする(NULL を含む)フィールドがあり、このデータセットを NULL をサポートしないターゲット データセットにマップした場合が考えられます。

解決策

可能な場合は、追加される可能性のあるすべての値を包括するフィールド プロパティを使用します。たとえば、データセットのマージやアペンドを行う場合は、出力フィールドがテキスト フィールドの最大幅をサポートしていることを確認します。フィールド マップ コントロールのあるツールについては、「フィールド割り当てコントロールの使用」をご参照ください。NULL を処理する場合は、NULL を保持する環境をオン/オフにすることで、出力内に NULL を保持するかどうか制御することができます。オフにした場合、使用するツールがフィールドまたはフォーマットに NULL 値を追加しようとしても、受け入れられません。

注意注意:

[アペンド(Append)] ツールでフィールド割り当てを使用しているときは、ターゲット データセットのフィールド プロパティを変更できません。上記の環境を使用するか、ツールを使用する前にフィールド プロパティを変更します。


7/10/2012