00033: スタンドアロン テーブルのデータ ソースはサポートされていません
データ ソースのタイプによっては、最適化されたマップ サービスでサポートされないものがあります。このようなデータ ソースの 1 つが ArcMap ドキュメントで参照されています。
解決策
- サポートされていないデータ ソースをサポートされているジオデータベース テーブルに置き換えます。次の表は、サポートされていないデータ ソースと推奨される処置を示しています。
最適化されたマップ サービスでサポートされないデータ ソースサポートされないデータ ソース
推奨される処置
ArcInfo カバレッジ
データをジオデータベースのフィーチャクラスに変換します。
CAD
CAD コンテンツをジオデータベース フィーチャクラスにインポートします。
トラッキング データ
トラッキング データをジオデータベースのフィーチャクラスに変換します。
Excel ファイル
Excel スプレッドシートごとにフィーチャを作成し、作成されたフィーチャクラスをジオデータベース フィーチャクラスに読み込みます。
ArcIMS フィーチャ サービス
元のデータ ソースをジオデータベース フィーチャクラスに読み込みます。
メモリ内フィーチャクラス
メモリ内データをジオデータベースのフィーチャクラスとして保存します。
NetCDF データセット
NetCDF データセットは多次元データであり、ほんとんどの場合、多数の時系列のデータを含んでいます。NetCDF データの個別のタイム スライスを小さなフィーチャクラスか、ラスタ データセットまたはその両方に変換します。
PC ARC/INFO カバレッジ
PC ARC/INFO カバレッジをジオデータベース フィーチャクラスに変換します。
TIN データセット
サーフェスの場合は、TIN から DEM データセットを作成することを検討できます。
- 別の方法として、サポートされていないデータ ソースを含むスタンドアロン テーブルがマップ サービスで不要の場合は、そのテーブルを ArcMap ドキュメントから削除できます。
追加情報
一般的に、ArcGIS にネイティブなデータセット(つまり、ジオデータベースおよび主なラスタ データセットと画像データセット)を使用すると、パフォーマンスが最適化されます。多くの場合、サポートされていないデータセットをジオデータベース フィーチャクラスに読み込んでから、高速ダイナミック マップ サービスの作成に使用することができます。
ジオデータベースのパフォーマンスを最適化するには、ArcSDE ジオデータベースまたはファイル ジオデータベースのいずれかを使用します。多数の同時ユーザが存在するときは、ArcSDE ジオデータベースのほうが速い場合があります。ArcSDE ジオデータベースは DBMS ベースであるため、多数のユーザ(数百以上)が存在する状況では、ファイル ジオデータベースより拡張性に優れます。