00022: データ フレームにサポートしていない 8.x スタイル シンボル レベル描画が使用されています
マップ レイヤに古い(8.3 以前)マップ ドキュメントのシンボル レベル描画のプロパティが定義されています。シンボル レベル描画のプロパティをアップグレードする必要があります。
解決策
シンボル レベル描画のプロパティを ArcGIS の現在のバージョンにアップグレードします。以下の手順に従います。
- コンテンツ ウィンドウでデータ フレームを右クリックし、[高度な描画設定] をクリックします。
- [シンボル描画] タブをクリックします。
- [アップグレード] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
- マップ ドキュメントを保存します。
追加情報
シンボル レベル描画により、フィーチャ シンボルの描画順序を管理することが可能となり、特殊なカートグラフィック効果を実現できるようになります。マルチレイヤ シンボルのシンボルおよびシンボル レイヤをマップに描画する順序を指定して、ArcMap のデフォルトの描画順序を変更することができます。シンボル レベル描画では、各フィーチャのシンボルと、シンボル レベル描画の順序におけるシンボルの位置に基づいて、描画順序が決定されます。シンボル レベル描画のパラメータは、フィーチャ レイヤまたはグループ レイヤごとに設定することができます。詳細については、「シンボル レベルの操作について」をご参照ください。
ArcMap の *.mxd ファイルは、通常、[高度な描画設定] を有効にした ArcGIS 8.3 で作成されています。これらのレイヤをベースマップ レイヤで使用したり、マップ ドキュメントを最適化されたマップ サービスとして公開する前に、ArcGIS のシンボル レベル描画を使用するドキュメントをアップグレードする必要があります。
ArcGIS 8.3 では、シンボル レベル描画のプロパティは、データ フレームの [高度な描画設定] とともに保存されていました。バージョン 8.x スタイルのシンボル レベル描画では、データ フレーム全体の任意のシンボル レベルを描画順序に組み込むことが可能でした。マップの外観を維持するには、グループ レイヤに複数のレイヤを組み合わせ、そのグループ レイヤでシンボル レベル描画を有効にする操作が必要となる場合があります。これにより、複数のレイヤのシンボル レベルの描画順序を組み合わせることができます。