20007: レイヤにマルチレイヤ ライン シンボルが含まれており、シンボル幅にエイリアシングが起きる可能性があります

マップ レイヤにマルチレイヤ ライン シンボルが含まれており、シンボル幅にエイリアシングが起きる可能性があります。これは、1 ピクセルより細いライン幅が定義されているためです。結果、最適化されたマップ サービス上のマップ表示（エイリアシング使用）が、ArcMap 表示と少し異なります。

解決策

• 何もしません。表示の違いをそのまま受け入れます。
• あるいは、警告のショートカット メニューのオプションを選択して、互換性のないライン幅を変換時に自動的に修正します。
• あるいは、ほとんどのコンピュータで利用されている画面表示の解像度をサポートするよう、マルチレイヤ ライン シンボルの幅を変更します。1 ピクセル以上のライン幅を使用します。このトピックの詳細については、「最適化されたマップ サービスでのライン エイリアシング」をご参照ください。

追加情報

最適化されたマップ サービスは、ベクタ データの非整数座標を使用したライン フィーチャのレンダリングが可能な新しいグラフィックス エンジンを使用します。標準のマップ サービスまたは ArcMap 表示では、座標は最も近い整数に丸められるため不正確になります。

ArcMap のシンボルは ArcMap 表示エンジンを使用するときに最も見栄えが良くなるように設計されているため、一部のシンボルは最適化されたマップ サービスでは異なる見え方をする場合があります。このトピックの詳細については、「ArcGIS 描画エンジン間での描画の違い」をご参照ください。

多くのユーザにとって、[ライン幅を自動的に修正] オプションは ArcMap 表示パイプラインと同様の方法でライン幅を丸めるため、ArcMap と同等のレンダリングになります。