00006: レイヤのシンボルはサポートされていません
サポートされていないマップ シンボル オプションがマップ レイヤで使用されています。描画パフォーマンスに影響する可能性があるシンボル タイプであるため、このシンボル オプションはサポートされていません。
解決策
- マップ レイヤを変更して、表示がサポートされているシンボル オプションを使用します。
- または、サポートされていないシンボル オプションを使用するマップ レイヤを削除します。
追加情報
レイヤのシンボル オプションは、マップ表示時に各マップ レイヤによってデータセットがどのように表されるかを定義します。ArcMap でマップ レイヤを作成する際に、レイヤ内の情報を表す方法を指定するオプションがあります。これは、マップ レンダリングと呼ばれることがあります。
たとえば、ポリゴンを表示する場合は、色、パターン、またはアイコンでポリゴンを塗りつぶすことができます。さまざまなライン シンボルを使用してポリゴンの境界線を描画したり、カートグラフィックを使用して特殊効果を適用できます。各ポリゴン内にチャートを描画したり、ドット密度塗りつぶしを使用するなどのさまざまな表現を実行できます。
これらの描画の多くは、構成が複雑でマップ表示の生成に時間がかかる高度なシンボルを使用します。このため、ベースマップ レイヤと最適化されたマップ サービスですべてのシンボル オプションがサポートされているわけではありません。フィーチャの数値または値を示すために、サポートされていない高度なシンボル オプションも数多く使用されます。
以下に、ベースマップ レイヤと最適化されたマップ サービスでサポートされていないマップ レンダリングを示します。
- カテゴリ毎の数値分類このマップは、国を 2 色で色分けし(海に接しているかどうか)、人口を円形のマーカーで示しています。
- チャートチャート シンボル
- ドット密度ドット密度シンボル
別の方法として、よりシンプルなマップ シンボルを使用してパフォーマンスが向上するようにマップ レイヤを再定義することができます。以下に、フィーチャ レイヤとラスタ レイヤでサポートされているアウトライン シンボル オプションを示します。
フィーチャでサポートされているシンボル オプション
- シンプル単一のシンボル(青いライン)を使用したシンプル シンボル
- 個別値各土地利用クラスが個別のシンボルを使用して描画されています。
- 等級色を使用したクラス等級色を使用して表示された人口密度
- 等級シンボルを使用したクラス等級シンボルを使用して表示された件数
- 比例シンボルを使用したクラス比例シンボルを使用して表示された地震の発生数
- カートグラフィックカートグラフィックを使用して橋と高架を表した例
ラスタ データでサポートされているシンボル オプション
- RGBRGB を使用して表示された画像
- 個別値個別値を使用したラスタ表示
- 分類分類値を使用した画像表示
- ストレッチグレー シェード ランプのグラデーションによる連続したラスタ セル値の画像表示
- カラーマップ - [カラーマップ] シンボル オプションは [個別値] シンボル オプションと同じように使用します。または、ラスタ レイヤ内の値をあらかじめ指定された色で表す場合に使用します。[カラーマップ] シンボル オプションは、[シンボル] タブの利用可能なシンボル オプションのリストに自動的に表示されます。
- 不連続カラー - [不連続カラー] は、ランダム カラーを使用してラスタ データセット内の値を表示したい場合に使用します。このシンボル オプションは、[個別値] オプションに似ていますが、存在する個別値の数を計算する必要がないため、大量の個別値がある場合により効率的です。[不連続カラー] オプションは、選択した色の最大数に達するまで、各個別値に色を割り当てます。次の個別値は、配色の先頭から開始します。このプロセスは、各個別値に色が割り当てられるまで継続されます。
統計マップで数値を表す他の方法も調べることができます。たとえば、フィーチャ表示の詳細については、「データのシンボル表示による数値の表現について」をご参照ください。このトピックでは、数値を表す色または等級シンボルの使用について知ることができます。
ラスタ表示の詳細については、「ラスタ データの表示に使用するレンダリング」をご参照ください。