選択したラスタ データセットのダウンロード
イメージ サービスから選択したラスタ データセットを、ローカル ディスクにダウンロードすることができます。これは、「選択と送信」機能と考えられます。この操作では、生のラスタ データセットとそれに関連するファイルをダウンロードします。
属性テーブルまたはいずれかの選択ツールを使用して、必要なラスタ データセットを選択できます。
サーバ管理者は、この機能を無効にできます。
必要に応じて、[データのエクスポート] オプションを使用して、画面に表示される画像または画像の一部を保存できます。
手順:
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選択を行います。これには、次のようないくつかの方法があります。
- 属性テーブルを開き、1 つ以上の行を選択します。
- [選択] メニューから [属性検索] または [空間検索] を使用します。
- [ツール] ツールバーの [フィーチャ選択] ツール を使用します。
- 必要に応じて、イメージ サービス レイヤを右クリックし、[選択] → [プライマリ ラスタのみを再選択] をクリックします。
これにより、選択セットから概観図が削除されます。
- 必要に応じて、[図形描画] ツールバーのツール、たとえば [ポリゴン] ツール を使用して、ダウンロードするラスタ データの範囲を定義します。
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コンテンツ ウィンドウでイメージ サービス レイヤを右クリックし、[データ] → [選択ラスタのダウンロード] をクリックします。
これにより、[選択ラスタのダウンロード] ダイアログ ボックスが表示されます。
- パスを入力するか、または [参照] ボタン をクリックし、ラスタ データセットをダウンロードするディスク上の場所を指定します。
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[ダウンロード ファイル リスト] 内のアイテムをオンまたはオフにします。
オフにすると、ラスタ データセットはダウンロードされません。
- 必要に応じて、ダウンロードしたデータをマップ ドキュメントに追加することができます。
- 必要に応じて、範囲またはグラフィックスに合わせてソース ラスタをクリップすることができます。
- [設定] ボタンをクリックし、クリップしたラスタ データセットの形式を変更します。
注意:形式の変換は、クリップしたラスタに対してのみ機能します。ソース ラスタがクリップ範囲に完全に含まれている場合、クリップは実行されず、ソース ラスタ形式が使用されます。ピクセル タイプやバンド数の不一致などのため、ラスタを所定の形式にクリップ(変換)できない場合、ラスタは TIFF ファイルにクリップされます。ジオデータベース ラスタは TIFF にダウンロードされます。
- 必要に応じて、ソース ファイルのパス名をウィンドウに表示することができます。
- [設定] ボタンをクリックします。
- [完全なファイル パスを表示] をオンにして、[OK] をクリックします。
- 必要に応じて、ファイルをダウンロードするときに、同じソース フォルダ構造を使用することができます。
- [設定] ボタンをクリックします。
- [フォルダ構造を維持] をオンにして、[OK] をクリックします。
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[ダウンロード] をクリックします。
各ラスタ データセットをダウンロードしているときに、ステータスが [待機中] から [ダウンロードしています] に、そして [終了] に変わります。
- ダウンロードが完了したら、必要に応じて [マップへ追加] をクリックし、ダウンロードしたラスタを ArcMap に追加します。
- [閉じる] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
注意:
GRID ラスタ形式で格納されたソース ファイルは、ダウンロードすることができません。
関連項目
7/10/2012