データベースへの接続

ArcGIS でクエリ レイヤを作成する最初の手順として、検索するデータベースへの接続を確立しておく必要があります。

手順:

1. ArcMap で [ファイル] → [データの追加] → [クエリ レイヤの追加] の順にクリックします。

   これにより、[新規クエリ レイヤ] ダイアログ ボックスが表示されます。

2. [新規クエリ レイヤ] ダイアログ ボックスでクエリを作成する前にデータベースへの接続を確立する必要があります。ダイアログ ボックスに作成済みの接続がある場合は、[接続] メニューから選択できます。それ以外の場合は、新規の接続を作成して [接続] をクリックします。[接続の管理] ダイアログ ボックスが表示されて、新しい接続を作成したり既存の接続を編集、削除することができます。
3. [新規作成] をクリックして新しい接続を作成します。

   [データベース コネクション] ダイアログ ボックスが開きます。

4. [DBMS クライアント] メニューから、接続するデータベースのタイプを選択します。
   注意:

   Oracle の場合は、データベースのリリースではなく接続に使用している Oracle クライアントのリリースを選択します。

5. [データ ソース] テキスト ボックスで、使用しているデータベースに基づいて次のいずれかを入力します。
   • IBM DB2 または DB2 for z/OS - データベースのエイリアス名を入力します。
   • Informix - データ ソース名を入力します。
   • Oracle - Oracle Net サービス名を入力します。
   • PostgreSQL - PostgreSQL がインストールされているサーバ名を入力します。
   • Microsoft SQL Server - SQL Server のインスタンス名を入力します。
6. PostgreSQL または SQL Server のデータベースに接続している場合は、[データベース] テキスト ボックスにデータベース名を入力します。
7. データベース内での接続の認証方式を、次の [認証] メニューから選択して指定します。
   • Windows ログインを使用してデータベース接続を認証する場合は、[OS 認証] を選択して手順 11 に進みます。
   • データベース ユーザを使用して接続する場合は、[データベース認証] を選択します。
8. [データベース認証] を選択する場合は、[ユーザ名] テキスト ボックスにデータベースのユーザ名を入力します。
9. [パスワード] テキスト ボックスにデータベースのユーザ名を入力します。
10. クエリ レイヤのデータベース ユーザ名とパスワードを保存しない場合は、[ユーザ名とパスワードを保存する] チェックボックスをオフにします。それ以外の場合は、オンのままにしておきます。
    ヒント:

    クエリ レイヤの接続を他のユーザと共有する場合は、[ユーザ名とパスワードを保存する] チェックボックスをオフにした方がよいでしょう。

11. [接続のテスト] をクリックして、データベースに接続できることを確認します。

    接続がエラーになる場合は、表示された情報をダブルクリックします。それでもエラーが続く場合は、データベースが接続を受け付けているかどうかを確認します。

12. [OK] をクリックして、データベース接続を作成します。
13. デフォルト名を使用しない場合は、<DBMS> に接続して新しい名前を入力します。
    注意:

    接続名を後から変更することはできません。接続名を変更するには、接続を削除して再作成する必要があります。