サーフェス差分(Surface Difference)(3D Analyst)の仕組み

[サーフェス差分(Surface Difference)] では、2 つの TIN 間またはテレイン データセット間の、体積の差分を計算します。2 つ目のサーフェスが 1 つ目のサーフェスから差し引かれます。この計算はベクタ ドメインで実行されます。結果の出力ポリゴン フィーチャクラスは、1 つ目のサーフェスが 2 つ目のサーフェスより上のエリア、2 つ目のサーフェスより下のエリア、2 つ目のサーフェスと一致しているエリアに分割されます。各エリアは、「above」(上)、「below」(下)、「same」(同じ)という状態と、サーフェスの位置間の立方体面積を示す属性を持ちます。サーフェスが一致しているエリアでは、「same」(同じ)というタグが付けられ、体積は 0.0 になります。

[サーフェス差分(Surface Difference)] は、2 つの入力サーフェスの計測間の高さの差分を計算することで機能します。最初の入力サーフェスのすべてのノードとブレークラインが、2 つ目のサーフェスと比較されます(高さ間の差分や、他のサーフェスからの内挿値など)。同じことが逆方向にも繰り返され、2 つ目のサーフェスの計測値が 1 つ目のサーフェスの計測値と比較されます。Z 値に高さの差分が設定された状態で、両方のサーフェスの、すべてのノードとブレークラインを使用して、差分サーフェスが作成されます。この差分サーフェス上のゼロ コンターは、2 つのサーフェス間の交差部分を表します。ゼロ コンターはブレークラインとして差分サーフェスに追加され、生成された三角形は 0.0 より上、下、等しい三角形に分類されます。同じ分類に属した連続する三角形はグループ化されてポリゴンになり、体積の分担が合計されて、出力ポリゴン フィーチャクラスに追加されます。

このツールでは、計測およびサーフェス間の高さの差分に基づくアプローチが使用されます。三角形同士の交差に基づくものではありません。したがって、その結果は 2 つのサーフェス間の差分を表すものですが、入力 TIN やテレイン データセットを使用して三角形ごとに比較しようとすると、矛盾が生じる可能性があります。

関連項目


7/10/2012