マルチパッチ レイヤのテクスチャ解像度の低減
高解像度のテクスチャは、レンダリングに多量のリソースを消費することがあるため、これらのテクスチャ解像度を低減すると、ArcScene の操作上のパフォーマンスを向上できます。レンダリングのレイヤ プロパティを調整してイメージの解像度を低減すると、レイヤのレンダリングに必要なメモリの量が低減します。
マルチパッチ フィーチャクラス レイヤの外部に表示されるテクスチャ(イメージ)の解像度を低減するには、以下の手順に従います。
手順:
- コンテンツ ウィンドウで、マルチパッチ レイヤを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
-
[レンダリング] タブをクリックします。
- このレイヤ内のすべてのフィーチャを対象にテクスチャの解像度を下げるには、[ラスタ イメージの品質設定] バーを左に移動します。
- このレイヤ内のすべてのフィーチャを対象にテクスチャを最大解像度で使用するには、[ラスタ イメージの品質設定] バーを右端に移動します。
- [OK] をクリックします。
ヒント:
- テクスチャの解像度を下げると、データの消失が発生しますが、テクスチャの解像度を低減させたままレイヤを新規のフィーチャクラスへエクスポートしない限り、このグローバルな変更はジオデータベース内に保存されません。
- スライダをいずれの側に動かしても、その後にドキュメントを保存しただけでは元のデータは変更されません。
7/10/2012