フィーチャ レイヤの高度オフセット
定数倍率または計算値をレイヤのベース(標高)に追加して、3D ビュー内の他のレイヤに対してベース(標高)を上げる(または下げる)ことができます。この操作は、3D ビジュアライゼーションの作成時に、レイヤをサーフェスの上に見えるようにしたり、2 つのサーフェスの形状の比較ができるようにしたり、あるいは Z 値を表現するために役立ちます。たとえば、フィーチャを地面の上または下に配置する必要がある場合や、重なり合っているフィーチャを縦方向に積み上げて表示してそれらのフィーチャを比較する場合に便利です。
オフセット、またはベース(標高)の決定には、以下の項目を使用できます。
- フィーチャに適用される定数値または式
- フィーチャ ジオメトリに組み込まれた Z 値
- レイヤ全体に適用されるオフセット
ArcGlobe と ArcScene の両方で高度オフセットがサポートされています。ただし、ラスタ化されたグローブ サーフェス上のドレープ レイヤは Z オフセット値をサポートしません。
手順:
- ArcGlobe で、コンテンツ ウィンドウ内のレイヤを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
- [グローブの表示] タブをクリックします。
- [標高] タブをクリックします。
- オフセットの定数値を入力します。
- または、オフセットを設定する式の作成のために [計算] ボタンをクリックすることもできます。
- [OK] をクリックします。
レイヤがラスタ化されていないことを確認します。ラスタ化されている場合は、[フィーチャ レイヤをラスタ化] をオフにします。
ヒント:
- 必要に応じて、レイヤ全体の Z 値にオフセットを適用するには、[レイヤ オフセット] プロパティ ボックス内に値を入力します。
関連項目
7/10/2012