ArcGlobe キャッシュ配置ウィザードの使用

[ドキュメントのキャッシュ配置] コマンドをユーザ インタフェースに追加すると、簡単に [ArcGlobe キャッシュ配置ウィザード] にアクセスできます。3D ドキュメントとキャッシュを新しい場所に移動して、必要な結果を得るために多数のオプションを使用できます。

手順:
  1. ArcGlobe で、[ドキュメントのキャッシュ配置] コマンドをクリックして、ウィザードを開始します。
  2. 現在の ArcGlobe ドキュメントを更新するか、新しい ArcGlobe ドキュメントを作成するかを選択します。新規ドキュメントを作成する場合は、ドキュメントの名前と場所を指定します。
  3. [次へ] をクリックします。
  4. 新規キャッシュの格納先を指定します。この場所を、新規キャッシュのデフォルトの格納先に設定することもできます。
  5. 既存のキャッシュ データに対する処理を選択します。次の方法を利用できます。
    • レイヤ データ キャッシュを新しい格納先に保存する。
    • すべての既存レイヤ データ キャシュを新しい格納先にコピーする。
    • 高度な設定を使用して指定キャッシュのみを移動する。
  6. [次へ] をクリックします。
  7. [高度な設定] を選択した場合は、レイヤごとにオプションを設定できます。これらのオプションには、キャッシュをコピーするか、または単に新規キャッシュの格納先に接続するか、新規キャッシュをどこに格納するか、およびキャッシュ フォルダ名は何にするかなどがあります。また、キャッシュ データを UNC(Uniform Naming Convention)パスを介してコピーする場合でも、各キャッシュのローカル パスを設定することもできます。プロパティを設定して [次へ] をクリックします。
  8. 最後のページには、まとめの情報、およびキャッシュの格納先の総ファイル サイズを計算するためのオプションのコマンドがあります。関連するキャッシュにより、この操作には数分かかることがありますが、格納先のディレクトリに十分なディスク容量があることを確認するための推奨オプションです。まとめの情報に、レイヤごとのデータ サイズ、および格納先ディレクトリの総データ サイズが追加されます。
  9. [完了] をクリックします。

7/10/2012