オービタル フライ ツールの使用

[オービタル フライ] ツールは、飛行と同様な方法で 3D ビューをナビゲートする方法です。

観測点と目標点は浮動ダイアログ ボックス上のボタンの集合から制御され、3D ビューで、マウスのカーソル位置に依存しない自由飛行ナビゲーションを行います。

[オービタル フライ] ツールは、ArcGlobe または ArcReader のサーフェス モードでのみ利用できます。

手順:

1. [グローブ] ツールバーの [オービタル フライ] ボタン をクリックします。[オービタル フライ] パネルが表示されます。
2. このパネルには、飛行を調整するためのボタンが表示されます。飛行を開始するには、[再生] ボタン をクリックします。
3. 飛行中に左折するには左向き 矢印、右折するには右向き 矢印をクリックします。
4. 順方向に加速するには、上向き矢印 をクリックします。
5. 逆方向に減速するには、下向き矢印 をクリックします。
6. 観測点からサーフェスへの距離を増加するには、[高度] の二重上向き矢印 、減少するには、二重下向き矢印 をクリックします。
7. 観測点の表示角度を調整するには、[ピッチ] の矢印をクリックします。水平線の方向を向くには二重上向き矢印 、サーフェスの平面図を表示するには二重下向き矢印 使用します。

ヒント:

1. 飛行中にグローブを基準として観測点を制御するには、[定点見通し] ボタン 使用できます。[定点見通し] を有効にすると、高度を調整した場合に見通し線に沿って観測点が拡大および縮小されます。これは、標準のナビゲーション ツールで拡大/縮小を行う方法です。[定点見通し] を無効にすると、観測点はグローブ サーフェスに対して垂直に拡大または縮小されます。
2. 飛行中に左右方向の矢印ボタンを押し下げた状態にして、連続回転できます。
3. 飛行を停止すると、高度、ピッチ、および回転の矢印を使用して、観測点の位置を変更できます。中間方向の矢印により、ゆっくり回転できます。前進を中止すると、特に、定点見通し線に関して、飛行調整の働き方について、より簡単に理解できる場合があります。
4. 飛行制御には、マウスとキーボードも使用できます。キーボードのキーが [オービタル フライ] パネルのボタンにどのように対応しているかを表示するには、[オービタル フライ] パネルのキーボード ボタン をクリックします。
5. 方位記号を表示するには、[表示] → [ビューの設定] ダイアログの [方位記号を表示] をオンにします。