画像解析ウィンドウでの [モザイク] ボタンの使用
[モザイク] ボタンによって、画像解析ウィンドウで選択したラスタからモザイク レイヤを作成できます。モザイク レイヤ間のオーバーラップは、次のオーバーラップの処理方法を選択することで制御できます。
- 最初 - 重なり領域には、ソースに表示された最初のラスタ データセットから取得したセルが含まれます。
- 最後 - 重なり領域には、ソースに表示された最後のラスタ データセットから取得したセルが含まれます。
- 最小値 - 重なり領域には、重なり合うすべてのセルから取得したセルの最小値が含まれます。
- 最大値 - 重なり領域には、重なり合うすべてのセルから取得したセルの最大値が含まれます。
- 平均値 - 重なり領域には、重なり合うすべてのセルから取得したセルの平均値が含まれます。
- ブレンド - 重なり領域は、重なり合うセル値のブレンドになります。このブレンド値は、重みに基づくアルゴリズムに従って求められ、重なり領域内のセルからエッジまでの距離によって異なります。
オーバーラップの処理方法は、オーバーラップ オプションを選択後、[モザイク] ボタン をクリックすることで指定したり、画像解析ウィンドウで結果のモザイク レイヤをクリックして、オーバーラップ オプションを指定することで、能動的に変更することができます。
ラスタをモザイクする順序は、コンテンツ ウィンドウ内の表示順序に依存します。
手順:
- ArcMap で 画像解析ウィンドウを表示するには、メイン メニューで ウィンドウ をクリックし、[画像解析] をクリックします。
- 画像解析ウィンドウ内でレイヤを 2 つ以上選択します。
- 必要に応じて [モザイク] のドロップダウン矢印をクリックし、オーバーラップの処理方法を選択します。
- [モザイク] ボタン をクリックします。
- オーバーラップの処理方法を変更するには、画像解析ウィンドウでモザイク レイヤを選択し、[モザイク] のドロップダウン矢印をクリックして、オーバーラップする領域に適用する処理を選択します。
関連項目
7/10/2012