表示範囲内の値に基づいて視覚コントラストを強調
フィーチャを何らかの画像やラスタ データセットで表示したり、周囲と簡単に見分けられるようにするには、ヒストグラムに適用するストレッチを変更することができます。多くの場合、ラスタ データセット内のすべてのピクセルを使用するのではなく、表示内のピクセル値のみに基づいてストレッチすることで、必要な拡張機能を得ることができます。これが、ダイナミック範囲調整(DRA)です。
ArcMap でこれを適用する方法は 2 つあります。
- 最初の方法は、画像解析ウィンドウで [DRA] オプションをオンにすることです。
- 2 つ目の方法は、次に示す手順で [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの設定を有効にすることです。
このオプションを選択すると、画像の画面移動や拡大縮小を行うことができ、ストレッチは表示内のピクセル値に基づいて調整されます。
このオプションは、大量の雪に覆われたエリアや影付きの建物など、画像全体と比べて色の範囲が多様でないエリアを拡大表示した場合に特に役立ちます。
手順:
- ArcMap で、視覚コントラストを強調したいラスタ データセットのエリアを拡大表示します。
- コンテンツ ウィンドウで、ラスタ レイヤを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [シンボル] タブをクリックします。
- [ストレッチ] または [RGB コンポジット] のいずれかのレンダラをクリックします。
- [統計情報] ドロップダウン矢印をクリックして、[現在の表示範囲から] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
関連項目
7/10/2012