調整した日付を設定
このトピックは、ArcEditor および ArcInfo にのみ適用されます。
関連するフィーチャクラスは、調整した日付と関連付ける必要があります。調整した日付はアジャスト レベルに対応しており、そのアジャスト レベルは、パーセル ファブリックが最小二乗アジャストで調整された日時です。最小二乗アジャストで取得した一連の変位ベクトルは、対応するアジャスト レベルと共に格納されます。
最初にフィーチャクラスをファブリックへ関連付けるとき、既存の調整した日時を指定するか、もしくは、日時を [未アジャスト] に設定します。日時を [未アジャスト] に設定した場合、ファブリックを最後に調整したパーセル ファブリックの最小二乗アジャストによる全更新が、フィーチャクラスやデータセットに反映されます。既存のアジャスト日時を指定する場合、指定した日時のパーセル ファブリックの最小二乗アジャストによる全更新が、フィーチャクラスやデータセットに反映されます。基本的には、フィーチャクラスには、指定したアジャスト日時の調整が反映されており、単純に指定したアジャスト日時より後のパーセル ファブリックからの調整を適用するようにしておきます。関連するフィーチャクラスとデータセットに、異なるアジャスト日時(アジャスト レベル)を適用できます。最初に調整を行った後、調整日を設定しておけば、アジャスト日時(アジャスト レベル)はシステムによって管理されます。
- カタログ ツリーで、フィーチャクラスを関連付けるパーセル ファブリックを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [関連リンク] タブをクリックします。
- 調整済みデータを設定するフィーチャクラスを選択します。
- [日時の設定] をクリックします。
- データベース内の既存のアジャスト レベルを検索するには、カレンダーでデータを選択し、[調整日時を検索] ボタンをクリックします。今選択した日付を含めて、既存の全選択日が選択肢として表示されます。フィーチャクラスもしくはデータセットには、最小二乗アジャストによる更新が適用されます。パーセル ファブリックには、選択した調整日より後の最小二乗アジャストが適用されます。
- フィーチャクラスを未調整のままにしておくには、[未アジャスト] チェックボックスをオンにします。調整した場合、フィーチャクラスにはジオデータベース内の全調整が適用されます。
- アジャスト レベルを現在の日時に設定するには、[現在の日時を使用] チェックボックスをオンにします。フィーチャクラスには全最小二乗アジャストによる更新が適用されます。現在の日時の最小二乗アジャストがパーセル ファブリックに対して適用されます。
[パーセル ファブリック プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
まだ調整されていないフィーチャクラスに対してのみ、調整済みフィーチャを設定できます。
フィーチャクラスを選択しない場合、指定した調節済みデータは [関連リンク] リスト内にある、未調節の全フィーチャクラスに適用されます。
[日時の設定] ダイアログ ボックスが表示されます。