ST_Raster 値のトリミング

crop 関数を使用して、ST_Raster 列に格納されたラスタ値から指定範囲を超えたラスタ データをすべて削除します。

crop 関数は、ラスタ値から不要なピクセル データを削除するときに便利です。たとえば、mosaic 関数を使用して間違ったラスタ データ ソースをモザイクし、ラスタ値の範囲が必要以上に大きくなってしまった場合、crop 関数を使用して範囲を縮小することができます。

手順:
  1. urban_area テーブルのすべてのラスタ値について、ピクセル範囲を (0,0,100,100) にトリミングします。

    Oracle

    UPDATE URBAN_AREA t
    SET RASTER = t.raster.crop ('0,0,100,100', 'pixel');

    PostgreSQL

    UPDATE urban_area
    SET raster = crop (raster, '0,0,100,100', 'pixel');

    SQL Server

    UPDATE urban_area
    SET raster = raster.crop ('0,0,100,100','pixel');

関連項目


7/10/2012