Desktop Help 10.0 - ST_Raster 列から TIFF ファイルへのエクスポート

ST_Raster の export 関数を使用して、ラスタ値の全部または一部の TIFF 画像ファイルを作成します。

作成する TIFF ファイルのパス名を定義し、TIFF ファイルに含めるデータのバンド、ピラミッドレベル、範囲、出力圧縮タイプを定義できます。

手順:

データベースに適した SELECT ステートメントを使用して、name 列の値が all_cities と等しい行の ST_Raster 値から all_cities.tif ファイルを作成します。TIFF ファイルの圧縮方式として LZW 圧縮を指定して、容量を節約しディスク I/O の効率を高めます。

Oracle

SELECT t.raster.export('c:\tiffs\all_cities.tif', 'compression=lzw') 
FROM URBAN_AREA t
WHERE NAME = 'ALL_CITIES';

PostgreSQL

SELECT export(raster,'c:\tiffs\all_cities.tif', 'compression=lzw')
FROM urban_area
WHERE name = 'all_cities';

SQL Server

SELECT raster.export('c:\tiffs\all_cities.tif', 'compression=lzw')
FROM urban_area
WHERE name = 'all_cities';

注意:

export 関数で指定したパスが、データベースをインストールしたサーバにおいて有効なパスであることを確認してください。

ST_Raster 列から TIFF ファイルへのエクスポート

関連項目