XY へ移動ツールの使用

マップの作業を行っているときに、マップに含まれているデータの表示方法を簡単に変更することができます。マップを参照しているとき、データの周辺を移動し、拡大して、異なるエリアやフィーチャを調査したいと思うときがあるかもしれません。マップ内で移動するためのツールの大部分は [ツール] ツールバーにあります。

特別なツールの 1 つに [XY へ移動] という名称のツールがあります。このツールを使って、XY 座標を入力し、その場所へ移動することができます。以下の座標を入力できます。

[ツール] ツールバーで、[XY へ移動] ボタン XY へ移動 をクリックして、[XY へ移動] ダイアログ ボックスを開きます(以下を参照)。

[XY へ移動] ダイアログ ボックス

[XY へ移動] ダイアログ ボックスでは、その場所に移動、ズーム、またはフラッシュすることができます。また、特定の場所にポイント、ラベル付きポイント、または吹出しを描画することもできます。最近の履歴リストを使用すれば、以前に入力した座標値に簡単に戻すことができます。

ヒントヒント:

マーカー、ラベル、吹出しに使用するシンボルを設定するには、[図形描画] ツールバーの [図形の調整] をクリックし、[デフォルト シンボル プロパティ] をクリックします。

XY へ移動ダイアログ ボックスのツール

ボタン

名前

機能

移動

移動

位置に移動します。

拡大

ズーム

位置にズームします。

フラッシュ

フラッシュ

位置をフラッシュします。

ポイントを追加

ポイントを追加

位置にポイントを描画します。

ラベル付きポイントを追加

ラベル付きポイントを追加

座標値を示すラベル付きポイントを位置に描画します。

吹出しを追加

吹出しを追加

座標値を示す吹出しを位置に描画します。

最近使ったファイル

最近使用した位置

このセッションで入力した位置に戻ります。

単位

単位

座標値の入力単位を選択します。

XY へ移動コマンドで座標を指定するためのガイドライン

場所を指定するには、経度と緯度の座標、Military Grid Reference System、ユニバーサル横メルカトル、または U.S. National Gridを使用できます。入力座標値の単位を選択するには、[単位] ボタン 単位 をクリックします。

経度/緯度の有効な入力形式

-45

-45

45 W

45 S

45.50W

45.50S

W45

S45

45 30.5W

44 30.5S

45°30'30"W

45°30'30"N

45 30 30 W

45 30 30 N

-45 30 30

45 30 30

45 30.50W

45 30.50

-45.50833

45.50833

MGRS および USNG の有効な入力値

18SUH

100,000 平方メートル

0 桁座標

18SUH64

10,000 平方メートル

2 桁座標

18SUH6743

1,000 平方メートル

4 桁座標

18SUH678432

100 平方メートル

6 桁座標

18SUH67894321

10 平方メートル

8 桁座標

18SUH6789043210

1 平方メートル

10 桁座標

UTM 座標の有効な入力値

17R 419230 2714967

1 平方メートル

13 桁座標

ヒントヒント:

[ツール] ツールバーの [個別属性] ツールを使用して、マップ上の適当な場所をクリックし、その X、Y 位置を調べることができます。

関連項目


7/10/2012