時間対応レイヤの公開
ArcGIS では、時間の経過に伴うデータセットの状態に関する情報を格納した、時間対応のレイヤを提供しています。[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [時間] タブを使用して、レイヤに時間プロパティを設定することができます。
マップを ArcGIS Server に公開するとき、時間対応レイヤおよびマップ内の時間情報は保持され、マップ サービスを通じてアクセスすることができます。この情報を使用して、マップの表示を変更したり、一時的なクエリを実行することができます。実際、ArcGIS Server のマップ サービスの利用は、時間対応レイヤ上で検索操作を行うための唯一の方法です。
ArcMap または ArcGIS Server のさまざまな Web クライアント API のいずれかを使用して、時間対応レイヤをマップ サービスで使用することができます。たとえば、ArcGIS JavaScript API には、時間対応レイヤを操作するためのクラスが含まれており、それによって時系列データのパターンを Web マップに表示することができます。
7/10/2012