タスク結果設定

Manager でタスクを設定するとき、必要に応じて [タスク結果設定] をクリックできます。これにより、タスク結果をマップに表示する方法に関する追加オプションが表示されます。ArcGIS Server の現在のリリースで使用できるのは、以下に説明する [ポイントへズームのファクタ] のみです。

ポイントへズームのファクタ

[ポイントへズームのファクタ] 設定は、単一ポイント結果を返すタスク(一部のジオコーディング操作やクエリ操作など)で使用されます。すべてのタスクにおいて、結果を右クリックして拡大表示できます。結果がポリゴン、ポリライン、またはマルチポイントである場合、マップはすべての結果の境界範囲まで拡大表示します。結果が単一ポイントの場合、マップがどこまで拡大表示するかを指定するのに [ポイントへズームのファクタ] が使用されます。

[ポイントへズームのファクタ] の値は、1 より大きい 1 つの正の値である必要があります。マップの高さと幅が [ポイントへズームのファクタ] の値によって除算されて、拡大表示された後のマップの範囲が決定されます。たとえば、マップの幅が 10,000 単位である場合に、[ポイントへズームのファクタ] の値が 20 であれば、ポイント結果を拡大表示した後のマップの幅は 500 単位になります。

デフォルトでは、[ポイントへズームのファクタ] の値は 20 に設定されています。通常、マップに最適な [ポイントへズームのファクタ] の値を決定するには、ユーザ テストを行う必要があります。最適な値は、大きな縮尺で使用可能なデータの量と、ユーザによってタスクが起動されるときに最もよく使用される縮尺によって決まります。


7/10/2012