地理模式図 - 角度方向レイアウト アルゴリズムのプロパティ
[レイアウト タスク] ドロップダウン リストで [地理模式図 - 角度方向] スケマティック レイアウト アルゴリズムを選択した場合、[スケマティック エディタ] ツールバーで [レイアウト アルゴリズム プロパティ] ボタン をクリックすると、関連付けられたプロパティを示す次のようなダイアログ ボックスが表示されます。
各パラメータ値は、ArcGIS Schematics によって指定されたデフォルト値か、またはアクティブなダイアグラムに関連するスケマティック ダイアグラム テンプレートに対して、[スケマティック データセット エディタ] の [レイアウト タスク] タブでそのテンプレートのデフォルトとして個別に設定された値です。
処理の反復回数パラメータ
[処理の反復回数] パラメータ値では、最終的な結果を表示するまでに地理模式図 - 角度方向アルゴリズムの処理を何回繰り返すかを指定します。
同じスケマティック ダイアグラムで [処理の反復回数] パラメータに異なる値を指定した場合の結果を次の図に示します。
- 図 1.1 は初期状態のスケマティック ダイアグラムを示しています。
- 図 1.2 は、角度方向レイアウト アルゴリズムを、反復回数を 10 回に指定して実行した後のダイアグラムを示しています([処理の反復回数] = 10)。
- 図 1.3 は、角度方向レイアウト アルゴリズムを、反復回数を 80 回に指定して実行した後のダイアグラムを示しています。
方向オプション
方向オプションでは、スケマティック リンクの配置に使用可能な方向の数を指定します。
- スケマティック リンクを 12 方向のいずれかに段階的に近づけるには、[12 方向(30 度ずつ増加)] を選択します。12 方向とは、それぞれ 30 度、60 度、90 度、120 度、150 度、180 度、210 度、240 度、270 度、300 度、330 度、360 度の方向です。
- スケマティック リンクを 8 方向のいずれかに段階的に近づけるには、[8 方向(45 度ずつ増加)] を選択します。8 方向とは、それぞれ 45 度、90 度、135 度、180 度、225 度、270 度、315 度、360 度の方向です。
- スケマティック リンクを 4 方向のいずれかに段階的に近づけるには、[4 方向(90 度ずつ増加)] を選択します。4 方向とは、それぞれ 90 度、180 度、270 度、360 度の方向です。
以下の図は方向オプションの影響を示しています。
- 図 2.1 は初期状態のスケマティック ダイアグラムを示しています。
- 図 2.2 は、[4 方向] を選択した場合の角度方向アルゴリズムの結果を示しています。
- 図 2.3 は、[8 方向] を選択した場合の角度方向アルゴリズムの結果を示しています。
- 図 2.4 は、[12 方向] を選択した場合の角度方向アルゴリズムの結果を示しています。
デフォルトに戻すボタン
[デフォルトに戻す] ボタンをクリックすると、すべての角度方向パラメータがデフォルト値にリセットされます。復元される値は、Schematics によって指定されたデフォルト値か、またはアクティブなダイアグラムに関連するスケマティック ダイアグラム テンプレートに対して、[スケマティック データセット エディタ] の [レイアウト タスク] タブでそのテンプレートのデフォルトとして個別に設定された値です。
関連項目
7/10/2012