スケマティック ビルダとは

スケマティック ダイアグラムのテンプレートは、いずれもスケマティック ビルダに基づいています。スケマティック ビルダは、スケマティック ダイアグラム テンプレートによって実装されるダイアグラムの内容を構築/更新するために使用します。スケマティック ビルダでは、スケマティック ダイアグラムを生成/更新できる特定のデータおよびコンテキストが予想されます。Schematics に用意されているビルダは、スタンダード ビルダ、ネットワーク データセット ビルダ、および XML ビルダの 3 種類です。

注意注意:

Schematics API を使用して独自のカスタム スケマティック ビルダを開発することもできます。

スケマティック ビルダと入力データ

定義済みの各スケマティック ビルダは、特定の入力データを処理するように開発されています。

注意注意:

定義済みのスケマティック ビルダを使用して、次の内容を含む混合ダイアグラムを生成することもできます。

  • 処理対象として予想される特定の入力データ/コンテキスト(たとえば、ネットワーク データセット ビルダの場合は解析されたネットワーク解析レイヤ、XML ビルダの場合は XML データ、スタンダード ビルダの場合はマップでハイライトされた一連の GIS フィーチャ)に含まれるスケマティック フィーチャ
  • どのタイプのデータベースでも機能するカスタム クエリから構築されるその他のスケマティック フィーチャ

スケマティック ビルダと構築されるスケマティック フィーチャ

スケマティック ダイアグラムには、予想されるタイプの一連のスケマティック フィーチャが含まれます。各タイプのスケマティック フィーチャは、ダイアグラム テンプレートに関連付けられているスケマティック フィーチャクラスによって実装されます。スケマティック ダイアグラム テンプレートに関連付けるスケマティック フィーチャクラスを指定するには、入力データの解析時に、ダイアグラムを実装するスケマティック ビルダで処理対象として予想されるオブジェクトのタイプを指定します。つまり、ビルダはダイアグラムの生成時に、指定された入力データセット内の各要素を解析して処理することができる場合でも、ダイアグラムで予想される要素に関連するスケマティック フィーチャのみを構築します。

これらのスケマティック フィーチャクラスは、スケマティック データセットに保存されている実際のフィーチャクラスです。スケマティック ビルダで処理を行うと、構築されたスケマティック フィーチャはそれらのスケマティック フィーチャクラスに保存されます。構築されたスケマティック フィーチャは、ダイアグラムの有効期間中、スケマティック フィーチャクラスに保存されます。生成されたダイアグラムが表示されるときには、これらのスケマティック フィーチャクラスからスケマティック フィーチャが検索されます。

関連項目


7/10/2012