ダイアグラムの生成/更新時のスケマティック ダイアグラム レイアウトの自動化

Schematics では、スケマティック ダイアグラムをレイアウトするために適用できるスケマティック レイアウト アルゴリズムを多数提供しています。ダイアグラムを生成および更新するときに、スケマティック レイアウト アルゴリズムが自動的に実行するように指定できます。この構成は、スケマティック データセット エディタでどのダイアグラム テンプレート レベルでも行うことができ、そのダイアグラム テンプレートに基づくダイアグラムすべてに適用できます。

以下の手順は、特定のダイアグラム テンプレートに基づくすべてのダイアグラムに対して、ダイアグラムの生成または更新時に起動するスケマティック レイアウト アルゴリズムの指定方法を示しています。

手順:

1. スケマティック データセット エディタ内でスケマティック データセットを編集します。
2. スケマティック アイテム ウィンドウのツリー ビューにスケマティック データ セット リソースが表示されていない場合、[スケマティック データセット エディタ] ツールバーの [ビュー] → [プロジェクト ツリー] をクリックします。
3. スケマティック データセット エディタのツリーで、スケマティック レイアウト アルゴリズムを自動的に実行する対象となるダイアグラムを実装するスケマティック ダイアグラム テンプレートに関連するエントリをクリックします。
4. [プロパティ] タブで、[レイアウト] 矢印をクリックし、目的のスケマティック レイアウト アルゴリズムを選択します。

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5. 右側にある [レイアウト プロパティ] ボタン をクリックします。

   [レイアウト プロパティ] ダイアログ ボックスが開き、そのタブで、指定したアルゴリズムのプロパティを構成できます。

6. アルゴリズムを実行する際のプロパティを設定します。

   地理模式図レイアウト アルゴリズムとそれらのプロパティの詳細

   階層図レイアウト アルゴリズムとそれらのプロパティの詳細

   模式図レイアウト アルゴリズムとそれらのプロパティの詳細

7. [OK] をクリックします。

構成したプロパティに基づき、このダイアグラム テンプレートに基づくダイアグラムを生成または更新するたびに、指定したスケマティック レイアウト アルゴリズムが実行されます。この実行は、新しく生成されたダイアグラムすべてに対して自動的に行われます。また、既存のスケマティック ダイアグラムの更新中にも自動的に行われます。ただし、このダイアグラムがレイアウト済みで編集内容が保存されている場合は除きます。その場合は、更新時にそのダイアグラムに対して自動レイアウトは実行されず、保存されているレイアウトが保持されます。

ヒント:

ダイアグラムが生成または更新されるときにいくつかのスケマティック レイアウト アルゴリズムを組み合わせる場合は、特定のコンポジット スケマティック レイアウト アルゴリズムを使用します。