ネットワークの構築(Build Network) (Network Analyst)
サマリ
ネットワークの接続性とネットワーク データセットの属性情報を再構築します。ネットワーク データセットは、使用されているソースのフィーチャクラスの属性またはフィーチャが編集されると、再構築される必要があります。ソース フィーチャが編集されると、ツールは構築プロセスをより高速に行うために編集された領域のみにおいてネットワークの接続性を確立します。しかし、ネットワーク属性が編集されると、ネットワーク データセットの全範囲が再構築されます。大規模なネットワーク データセットでは、この処理に長い時間がかかります。
使用法
- ネットワーク データセットを構築する前に、ネットワーク データセットおよび使用しているソース フィーチャクラスの排他スキーマ ロックが必要です。これにより、使用しているフィーチャクラスへの編集はできません。排他スキーマ ロックが取得できない場合、エラーが表示されます。
-
SDC ネットワーク データセットは読み取り専用のため構築できません。
構文
BuildNetwork_na (in_network_dataset)
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_network_dataset |
構築するネットワーク データセット。 | Network Dataset Layer |
コードのサンプル
BuildNetwork(ネットワークの構築)の例 1(Python ウィンドウ)
すべてのパラメータを使用してツールを実行します。
import arcpy arcpy.env.workspace = "C:/ArcTutor/Network Analyst/Tutorial/Paris.gdb" arcpy.BuildNetwork_na("Transportation/ParisMultimodal_ND")
BuildNetwork(ネットワークの構築)の例 2(スタンドアロン Python スクリプト)
次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで BuildNetwork(ネットワークの構築)ツールを使用する方法を示しています。
# Name: BuildNetwork_ex02.py # Description: Build a network dataset. # Requirements: Network Analyst Extension #Import system modules import arcpy from arcpy import env import sys import os import shutil #Check out the Network Analyst extension license arcpy.CheckOutExtension("Network") #Set environment settings env.workspace = "C:/data/SanFrancisco.gdb" #Set local variables inNetworkDataset = "Transportation/Streets_ND" #Build the network dataset arcpy.BuildNetwork_na(inNetworkDataset) #If there are any build errors, they are recorded in a BuildErrors.txt file #present in the system temp directory. So copy this file to the directory #containing this script #First get the path to the system temp directory tempDir = os.environ.get("TEMP") if tempDir: shutil.copy2(os.path.join(tempDir,"BuildErrors.txt"),sys.path[0]) print "Script completed successfully."
関連項目
7/10/2012