ロケーション フィールドの再計算
新しいオプションやレイヤ設定を適用するには、すでにネットワーク解析レイヤの一部になっているネットワーク ロケーションが必要になる場合があります。たとえば、ネットワーク ロケーションを読み込んだ後で、これらが通過できないネットワーク エレメント上に存在することに気付くことがあります。これらは解析から除外することになります。この問題を解決するには、ネットワークの制限部分に配置しないようにするオプションを選択し、ネットワーク ロケーションが通過可能なエッジ上に再配置されるように、ロケーション フィールドを再計算することができます。次の手順は、[ロケーション フィールドの再計算] コマンドの使用方法を示しています。
通過可能なエレメント上のみに配置するためのプロパティにアクセスするには、解析レイヤの [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスを開き、[ネットワーク ロケーション] タブをクリックして、[ネットワークの制限部分の除外] チェックボックスをオンにします。
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ロケーション フィールドを再計算するネットワーク ロケーションを選択します。
ロケーションの選択方法はいくつもありますが、そのうちのいくつかを次に示します。
- Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら、Network Analyst ウィンドウでネットワーク ロケーションをクリックします。
- [Network Analyst] ツールバーで [ネットワーク ロケーションの選択/移動] ツール をクリックするか、[ツール] ツールバーで フィーチャ選択ツール をクリックして、マップ上のネットワーク ロケーションを対話的に選択します。
- [属性検索] ダイアログ ボックスを使用します([選択] → [属性検索] の順にクリックします)。
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Network Analyst ウィンドウで、選択したネットワーク ロケーションの含まれるネットワーク解析クラスを右クリックして、[ロケーション フィールドの再計算] → [選択] の順にクリックします。
別のネットワーク解析クラス内のネットワーク ロケーションを選択した場合は、Network Analyst ウィンドウでその解析レイヤの名前を右クリックして、[ロケーション フィールドの再計算] → [選択] の順にクリックします。これにより、ネットワーク解析クラス内のネットワーク ロケーションだけでなく、解析レイヤ内の選択したすべてのネットワーク ロケーションが再計算されます。
再計算時には、シンボルをネットワーク上のそれぞれの位置にスナップさせることができます。再計算時に、最も近い街区住所をネットワーク ロケーションの名前として割り当てることもできます。これらのオプションは、[ネットワーク解析オプション] ダイアログ ボックスで使用できます。