正弦曲線図法
説明
サンソン フラムスチード図法とも呼ばれます。世界地図として使用する場合、この投影法は角度に歪みがありますが、正積を維持します。大洋上の投影の連続性を断ち、中央子午線が中心となるように大陸の中心を移動してフォーマットを変えると、外周子午線上の歪みを抑えることができます。
投影法
擬円筒図法であり、すべての緯線と中央子午線は直線になります。他の子午線は、中央子午線から離れるにつれ振幅が増加する正弦関数に基づいた曲線となります。
直線となる経緯線
すべての緯線と中央子午線。
特性
形状
中央子午線と赤道上では、歪みはありません。小さい地域であれば、図面を区切るほうが、正弦曲線投影で全世界を表示するよりも歪みを抑えることができます。
面積
面積は正確に表現されます。
方向
中央子午線および赤道上では、局所的な角度は正確ですが、それ以外では歪んでいます。
距離
投影の緯線すべてと中央子午線上で、縮尺は正確です。
制限
地球全体ではなく、1 つの大陸で使用したほうが、歪みは小さくなります。特に、赤道付近では、正確になります。
用途と使用例
特に投影の連続性が断たれた場合に、面積の特徴を表す世界地図に使用されます。
南米、アフリカ、および時には他の大陸の大陸地図に使用されます。それぞれの大陸に中央子午線が設定されます。
パラメータ
Desktop
- False Easting
- False Northing
- Central Meridian
Workstation
- Radius of the sphere of reference
- Longitude of Central Meridian
- False Easting(meters)
- False Northing(meters)
注意:
球面上でのみサポート
関連項目
7/10/2012