ガル図法

説明

ガル図法は、1855 年頃に設計された円筒図法で、緯度 45°N と 45°S に 2 本の標準緯線を使用します。

投影法

45°N と 45°S の 2 本の標準緯線を基準にした平射円筒図法。地球は指定された子午線と反対の赤道上のポイントから正割円筒上に透視投影されます。子午線は等間隔の直線です。緯線は直線で、赤道から離れるにつれて、その間隔が広くなります。極は直線となります。

接線

45°N および S の 2 本の線。

直線となる経緯線

すべての経線と緯線です。

特性

形状

緯度 45°N と S では形状は正確です。この緯度から離れるにつれて、歪みは少しずつ大きくなり、極では激しくなります。

面積

緯度 45°N と S では面積は正確です。この緯度から離れるにつれて、歪みは少しずつ大きくなり、極では激しくなります。

方向

緯度 45°N と S で局所的に正確ですが、その他の箇所では全般的に歪んでいます。

距離

緯度 45°N と S 上では、すべての方向の縮尺は正確です。緯線上での縮尺は一定であり、赤道をはさんで左右対称になります。緯度 45°N および S の間では距離は圧縮され、その外側では引き伸ばされます。

制限

世界地図にのみ使用されます。

用途と使用例

イギリスの世界地図帳に使用されています。

パラメータ

Desktop

• False Easting
• False Northing
• Central Meridian

注意:

球面上でのみサポート

Workstation

• Longitude of Central Meridian

注意:

球面上でのみサポート