モデル パラメータの作成

モデル変数はいずれも、モデル パラメータとして設定することができます。変数をモデル パラメータとして設定すると、変数の値をモデル ツールのダイアログ ボックスで指定できます。

モデル パラメータの作成

手順:

モデル変数をパラメータに設定して、モデル ツールのダイアログ ボックスに表示されるようにするには、モデルを ModelBuilder で編集する必要があります。
1. 変数を右クリックし、[モデル パラメータ] をクリックします。

   このショートカット メニューの [モデル パラメータ] の横に、チェック マーク が表示されます。モデルでは、変数の横に P の文字が表示され、モデル パラメータに設定されていることを表します。

モデル パラメータの作成に関する注意事項

• パラメータとして公開するのは、モデルの実行ごとにモデルのユーザが値を指定する変数だけにします。上のモデルでは、モデルの実行ごとに同じデータセットが使用されるため、「東部地域クリップ フィーチャ」変数と「西部地域クリップ フィーチャ」変数はモデル パラメータに設定されていません。通常、すべてのモデル変数をパラメータとして公開する必要はありません。
  注意:

  モデル ツールの出力を [結果] ウィンドウに表示する必要がある場合は、これらの出力をモデル パラメータに設定する必要があります。たとえば、ツールから HTML ファイルが出力され、ユーザがこのファイルを [結果] ウィンドウでクリックできるようにする場合は、HTML 出力ファイルをモデル パラメータに設定する必要があります。

• モデル パラメータとして公開する変数に値が設定されていない（変数が白色または空の）場合、モデル ツールのダイアログ ボックスではパラメータが空になります。変数に値が設定されている場合は、この値がデフォルト値として使用され、モデル ツールのダイアログ ボックスを開いたときにパラメータに値が表示されます。次に示すモデルは ModelBuilder では実行できませんが、ツールのダイアログ ボックスからは実行できます。
• モデル変数をパラメータとして公開する場合、モデル ツールのダイアログ ボックスでは、変数名がパラメータのラベルになります。ModelBuilder で汎用のツール（各ユーザがそれぞれ異なるデータで使用するツール）を作成する場合は、ツールのダイアログに表示されるパラメータ ラベルがわかりやすくなるように、モデル変数にわかりやすい名前を付けます。

  モデル パラメータ名の変更についての詳細