接続されているセッションの表示
ジオデータベースに現在接続しているユーザを確認するには、sdemon コマンドを info 操作および users または users_long オプションを指定して実行します。
このコマンドの構文は次のとおりです。
sdemon –o info –I {users | users_long} [-q] {[–i <service> | <port#>] [–s <server_name>] | [–H <sde_directory>]}
users オプションを指定した場合、sdemon -o info コマンドは次の情報を返します。返される各行が 1 つの接続を表しています。
- S-ID - サーバの SDE-ID。
- S-PID - サーバのオペレーティング システム レベルのプロセス ID。
- User - 接続を作成したユーザの名前。
- Conn - 接続のタイプ。AS(ArcSDE サービス)または DC(ダイレクト コネクション)のいずれか。
- Client:OS - 接続しているクライアント コンピュータの名前、クライアント コンピュータが実行しているオペレーティング システム、および XDR(External Data Representation)接続を使用しているかどうか。
- Started - 接続が開始された日時。
users_long オプションを指定した場合は、情報が接続ごとにリスト形式で返されます。次の情報が返されます。
- Server task ID - サーバの SDE-ID。
- Server task PID - サーバのオペレーティング システム レベルのプロセス ID。
- Connection type - 接続のタイプ。AppSrvr(ArcSDE サービス)または Direct(ダイレクト コネクション)のいずれか。
- User name - 接続を作成したユーザの名前。
- Client machine - 接続しているクライアント コンピュータの名前。
- Client OS - 接続しているクライアント コンピュータのオペレーティング システム。
- XDR - クライアントとサーバ コンピュータのバイト オーダーが同じかどうか。同じ場合は no、異なる場合は yes になります。
- Start time - 接続が開始された日時。
手順:
- ArcSDE 管理コマンドにアクセスできるコンピュータで、MS-DOS(Windows)またはシェル(UNIX または Linux)のコマンド プロンプトを開きます。
-
sdemon コマンドを info 操作と users または users_long オプションを指定して実行します。
sdemon –o info –I users –i 6000 –s myserver S-ID S-PID User Conn Client:OS Started 546 68821 RJP AS hundehutte:Win32 Mon Oct 27 07:32:56 2008 547 44790 PERRITA DC halter:Win32:XDR Mon Oct 27 08:11:05 2008
sdemon –o info –I users_long –i 6000 –s myserver Server task ID: 546 Server task PID: 68821 Connection type: AppSrvr User name: RJP Client machine: hundehutte Client OS: Win32 XDR: no Start time: Mon Oct 27 07:32:56 2008 Server task ID: 547 Server task PID: 44790 Connection type: Direct User name: Perrita Client machine: halter Client OS: Win32 XDR: yes Start time: Mon Oct 27 08:11:05 2008
ヒント:ユーザのスキーマにあるジオデータベースに接続しているユーザを確認するには、-i オプションを使用してスキーマ名を指定する必要があります。たとえば、前の例でジオデータベースがスキーマ maxp にある場合は、「-i 6000:maxp」を指定します。
7/10/2012