ArcSDE コマンドから SQL Server のジオデータベースへのダイレクト コネクション

管理コマンドは、主に ArcSDE 管理者ユーザが ArcSDE ジオデータベースの監視と変更に使用します。これらのコマンドの詳細な使用方法については、『ArcSDE コマンド リファレンス』をご参照ください。

管理コマンドでジオデータベースに接続するときは、サーバ名に -s、データベースに -D、サービスまたはダイレクト コネクション文字列に -i、接続するユーザの名前に -u、ユーザのパスワードに -p(データベース認証を使用する場合)の各オプションを使用します。

-D オプションでデータベース名を入力します。

-i オプションは、ArcCatalog の [空間データベース コネクション プロパティ] ダイアログ ボックスの [サービス] フィールドに相当します。データベースのダイレクト コネクション構文文字列を入力します。SQL Server の場合は、このオプションに続けて「sde:sqlserver:<instance_name>」と入力します。SQL Server のデフォルト インスタンスの instance_name は、SQL Server をインストールしたサーバの名前と同じです。名前付きインスタンスの場合は、「<server_name\instance_name>」と入力します。

データベース認証を使用する場合、–u オプションにはデータベース ユーザ名を含めます。オペレーティングシステム認証を使用する場合、-u または -p オプションを指定する必要はありません。

-p オプションを使用してデータベース ユーザのパスワードを指定する場合、パスワードはプレーン テキストで表示されます。データベース認証を使用する場合、ほとんどのコマンドではこのオプションを省略でき、そのときはパスワードの入力を求められます。こうすれば、パスワードが画面に表示されません。

関連項目


7/10/2012