PostGIS ジオメトリ タイプとは
PostGIS は Refractions Research 社の製品で、PostgreSQL データベースに PostGIS 空間データ タイプのサポートを追加します。PostGIS は OGC(Open Geospatial Consortium)の Simple Features Specification for SQL に準拠しており、ジオメトリの OGC Well-Known Binary(WKB)表現と OGC Well-Known Text(WKT)表現を使用して、PostgreSQL に空間タイプを追加します。
PostGIS タイプのフィーチャクラスでは、ジオメトリ タイプの空間列はビジネス テーブルに含まれます。
ジオメトリ列がテーブルに追加されたら、データを ArcSDE クライアント アプリケーションで使用するために、sdelayer -o register コマンドを使用してジオメトリ列を ArcSDE に登録する必要があります。このコマンドの使用の詳細については、『ArcSDE コマンド リファレンス』をご参照ください。または、ArcGIS Data Interoperability Extension(※日本国内では未販売)を使用中の場合には、PostGIS テーブルを直接 ArcGIS に読み込むことができます。
ヒント:
PostGIS を使用した空間列の作成、ジオメトリの検証、およびジオメトリ タイプの空間列とテーブルへのアクセスに使用される SQL 構文については、Refractions Research の PostgreGIS のドキュメントをご参照ください。
7/10/2012