Windows 上の Oracle に格納された ArcSDE ジオデータベースの認証
ArcSDE ポスト インストール ウィザードを使用して、ポスト インストール セットアップの一部として新しいジオデータベースを認証できます。ArcSDE ポスト インストール ウィザードの認証部分を後で実行して、既存のジオデータベースのライセンス キーを更新することもできます。
ポスト インストール ウィザードをもう一度開くには、[スタート] → [すべてのプログラム] → [ArcGIS] → [ArcSDE] → [ArcSDE for Oracle ポスト インストール] の順にクリックします。
認証情報は ArcSDE ジオデータベース リポジトリに保存されるため、認証ファイルを使用してすべての ArcSDE ジオデータベースを認証する必要があります。有効な認証ファイルでジオデータベース リポジトリを設定しなければ、ArcSDE サービスは起動されず、ジオデータベースへのダイレクト コネクションを確立することもできません。
ポスト インストール ウィザードでは、インターネットを通してジオデータベースを認証できます。また、サーバでインターネット アクセスを利用できない場合は、電子メールを使用して認証ファイルを要求することができます。Esri からの電子メールで認証ファイルを取得後、ポスト インストール ウィザードを再度実行して、ジオデータベースを認証します。
手順:
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[ポスト インストールへようこそ] ダイアログ ボックスで、[完全] または [カスタム] をクリックして、実行するポスト インストールのタイプを選択します。
- ジオデータベースの作成の一部として認証を実行している場合は、[完全] を選択します。
- [スタート] メニューからウィザードを開いて既存のジオデータベースを認証している場合は、[カスタム] を選択します。
- [次へ] をクリックします。
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完全またはカスタムのどちらのポスト インストール セットアップを実行しているかに応じて、認証のダイアログ ボックスが表示されるまでに、それぞれ必要な情報を入力する必要があります。
- 完全ポスト インストール セットアップを実行している場合は、認証の前にウィザードのステップを完了する必要があります。
- カスタム ポスト インストールを実行してジオデータベースの認証だけを行う場合は、接続情報を入力する必要があります。ジオデータベースを認証するには、ArcSDE 管理者ユーザとして接続する必要があります。
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[認証オプション] ダイアログ ボックスが表示されたら、認証オプションを選択します。
- ソフトウェア認証ウィザードを初めて実行する場合は、[ソフトウェアをインストール済みで、認証する必要があります。] を選択します。
- ソフトウェア認証ウィザードを実行済みで、すでに Esri から電子メールで認証ファイルを取得している場合は、[認証ファイルを Esri から取得済みで、認証プロセスを完了できます。] を選択し、認証ファイルを参照するかファイルの場所と名前を入力します。続いて、[次へ] をクリックして、ステップ 12 に進みます。
- [次へ] をクリックします。
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[ソフトウェアをインストール済みで、認証する必要があります。] オプションを選択した場合は、[認証方法] ダイアログ ボックスで使用する認証方法を選択します。
- サーバでインターネット アクセスを利用できる場合は、[インターネットを使用して今すぐ Esri で認証。] を選択します。ウィザードに情報を入力すると、直ちにジオデータベースを認証できます。
- サーバでインターネット アクセスを利用できない場合は、[Esri の Web サイトで認証するか、電子メールで認証ファイルを受信。] を選択します。電子メールまたは Esri Customer Service の Web サイトを利用して Esri に提出する必要のある情報を含むファイルを保存できます。
- [次へ] をクリックします。
- Esri でソフトウェアを認証するには、アカウントに関する情報を入力する必要があります。必要な情報を入力して、[次へ] をクリックします。
- 組織に関する情報と、組織における自分の職務に関する情報を入力し、[次へ] をクリックします。
- [ソフトウェア認証番号] ダイアログ ボックスで、ArcGIS Server 認証番号を入力する必要があります。
この番号は、ソフトウェアの入手方法に関する情報と一緒に、組織宛てに送信されています。この番号がわからない場合は、組織のソフトウェア購入および保守契約の担当者に問い合わせてください。
- ステップ 6 で選択したオプションに応じて、次のいずれかを実行します。
- ステップ 6 で [インターネットを使用して今すぐ Esri で認証。] を選択した場合は、[ソフトウェア エクステンションの評価] ダイアログ ボックスで [次へ] をクリックすると、情報がインターネットを通して自動的に Esri に送信されます。
- 別のコンピュータのインターネット アクセスを利用していて、[Esri の Web サイトで認証するか、電子メールで認証ファイルを受信。] を選択した場合は、[保存] をクリックして認証情報を含むファイルを作成します。作成したファイルをインターネットにアクセスできるコンピュータに転送し、Web ブラウザで https://service.esri.com/drm にアクセスして、認証情報をアップロードします。
- インターネット アクセスを利用できない場合は、[保存] をクリックして認証情報を含むファイルを作成します。作成したファイルを電子メールを利用できるコンピュータに転送し、authorize@esri.com 宛てに送信します。
- 認証ファイルを更新するだけの目的でポスト インストール ウィザードを実行した場合は、[完了] をクリックしてウィザードを閉じます。
- ポスト インストール セットアップの完了を選択した場合は、続いて ArcSDE サービスのセットアップを実行します。
認証ファイルを受信したら、ポスト インストール ウィザードを再び実行し、[認証ファイルを Esri から取得済みで、認証プロセスを完了できます。] オプションを選択し、認証ファイルを参照またはそのパスと名前を入力し、[次へ] をクリックしてからステップ 12 に進みます。
関連項目
7/10/2012