Oracle に格納されたジオデータベースの移行に関する他の方法

Oracle のエクスポートおよびインポート ユーティリティを使用して、ArcSDE データを移行することができます。Oracle のトランスポータブル表領域を使用することもできます。データ テーブルとともに必要なオブジェクトがすべてエクスポートされることを確認してください。

ArcSDE のフィーチャクラスとラスタは、任意数のテーブルと関連データベース オブジェクトとして存在することに注意してください。関連オブジェクトのエクスポートを忘れると、エクスポート先のデータベースで操作不能なデータがレンダリングされます。このため、データ所有者のスキーマ全体をエクスポートに含める必要があります。

SDE ユーザのスキーマ全体が必要になります。ArcSDE データ オブジェクトがデータの管理とその構造の提供に、ArcSDE 管理者のスキーマにあるメタデータ リポジトリを使用するため、SDEユーザのスキーマ全体が必要です。SDE ユーザのスキーマには ST_Geometry タイプおよび関数も含まれます。

Oracle のトランスポータブル表領域の使用は、大規模なデータベースを移行する際に特に効率的です。RMAN(Recovery Manager)ユーティリティを使用して、表領域を移動することができます。

次に、表領域を転送するときに検討しなければならない項目をまとめます。

インポートおよびエクスポート、RMAN、トランスポータブル表領域の使用の詳細については、ご使用のリリースの Oracle のマニュアルをご参照ください。


7/10/2012