ジオデータベースを作成する前に dbtune ファイルを変更

dbtune 構成ファイルは、DBTUNE テーブルの初期値を提供します。

したがって、ジオデータベースを作成する前に dbtune 構成ファイルの値を変更することで、ファイルで指定した値を DBTUNE テーブルに設定することができます。

ジオデータベースを作成する前に dbtune ファイルを変更するのは、次のような場合です。

ジオデータベースを作成する前に dbtune.sde ファイルの内容を変更して、コンフィグレーション キーワード、パラメータ、および値を変更する方法を、次の手順で説明します。

手順:
  1. ArcGIS Server Enterprise レベルの ArcSDE コンポーネントをインストールした後、ポスト インストール セットアップを実行する前に、ArcSDE インストール場所の etc ディレクトリに移動します。
    注意注意:

    Windows サーバでのインストールでは、コンポーネントのインストールが完了した後に、続けてポスト インストール ウィザードを実行しないでください。ポスト インストール ウィザードは dbtune ファイルを変更した後に実行できます。

  2. デフォルトの dbtune ファイルのバックアップ コピーを作成します。いずれかのパラメータ値をデフォルトの設定に戻すことにした場合は、このバックアップ ファイルを使用することができます。
  3. テキスト エディタで dbtune ファイルを開きます。
  4. 変更したいコンフィグレーション パラメータの文字列を編集します。たとえば、表領域の場所をコメント解除して指定したり、インデックスの FILLFACTOR を変更します。
  5. 使用するカスタム コンフィグレーション キーワードと、キーワードに関連するパラメータと値を追加します。
  6. 変更を保存して、テキスト エディタを閉じます。
  7. Windows サーバでジオデータベースを作成する場合は、ポスト インストール ウィザードを実行するときに、カスタム dbtune.sde ファイルを指定していることを確認します。

7/10/2012