ArcSDE ログ ファイル テーブルとは

ArcSDE ジオデータベースは、ログ ファイル テーブルを使用して、選択されたレコードのリストを管理します。特定サイズのレコードが選択されるか、バージョン対応のデータベースでリコンサイルまたはポストが実行されるか、またはクライアント アプリケーションでディスコネクト編集のチェックアウトが実行されるたびに、後でアプリケーションが使用できるようにレコードをログ ファイル テーブルに書き込みます。ログ ファイル テーブルには選択されたフィーチャの ObjectID が格納されるため、それらを再表示することが可能です。これにより、情報の解析や処理がより高速になります。

ArcGIS でログ ファイル テーブルが使用されるのは、デフォルトでは、選択セットのレコードの数が 100 以上の場合です。この 100 個の選択フィーチャという閾値は、レジストリに設定されます。この閾値を変更することは可能ですが、変更することは推奨されません。パフォーマンス上の理由から閾値を変更する必要はなく、かえってパフォーマンスを低下させることもあります。ArcIMS でサーバ フィーチャ カウント モードを使用している場合は、選択のサイズにかかわらずログ ファイル テーブルが使用されます。ArcIMS のフィーチャ カウント モードの詳細については、ArcIMS ヘルプをご参照ください。

関連項目


7/10/2012